プロゲーマー志望者とプロチームやスポンサーを繋げる「スカウトリーグ」が発足! 第1回大会の事前登録を開始 - ガメモ
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ワンダーリーグがプロ志望者によるeスポーツの大会「スカウトリーグ」の発足を発表しました。このスカウトリーグとはプロゲーマーとゲーム実況者を発掘する大会で、大会参加者とプロチームやスポンサーとを紹介するサービスです。
プロへの登竜門「スカウトリーグ』が発足!
現在、eスポーツの競技種目として取り上げられているゲームは70種類ほどあるものの、プロゲーマーになる道が整備されていない状態です。このプロになる道のひとつとして、プロ野球の合同トライアウトや芸能界のオーディションのような場所として「スカウトリーグ」を立ち上げ、プロゲーマーやプロストリーマーとなる人材を増やしていくそうです。
志望者がスカウトリーグにプレイヤーズカードを登録すると,スポンサーやプロチームがこのプレイヤーカードに書かれているプロフィールを見て、チャットで連絡ができます。プロゲーマーの低年齢化が進んでいることもあり、未成年の場合はプレイヤーズカードの登録には親権者の承諾が必要になるとのことです。
第1回トライアウト大会が9月に開催
このスカウトリーグに登録したプロゲーマー志望者による「トライアウト大会」が9月に開催される予定です。この大会をプロチームやスポンサーが見ることでプロフィールに書かれている志望者の力量を確かめることができます。また定期開催に加えて、特定のプロチームやスポンサーが非公開で大会を開くこともできます。
9月に開催されるのは「VALORANT」のレギュラー大会と、プロチーム「REJECT」との共催による「PUBG MOBILE」の開催が予定されています。このような大会を初年度は50回前後の実施を予定していて、現在はオンラインでの開催が予定されています。
また未成年のスカウトリーグの参加の理解を得るために参加者の親をはじめとした一般社会への認知も重視しています。eスポーツ競技に参加することがIT教育を始めとした教育に寄与できることのアピールや、トロフィーや賞状を贈ることでゲームが得意なことが社会的な評価につながっていることをアピールします。
太田雄貴氏とのパネルディスカッションも開催
この発表会の終了後は、日本フェンシング協会会長の太田雄貴氏をゲストに迎えて「withコロナ時代における『スポーツ』と『eスポーツ』」と題したパネルディスカッションが行われました。
現在、野球やサッカー、相撲などのプロスポーツは徐々に再開されていますが、アマチュアスポーツは大会の開催どころか練習も難しい状況です。そんな中、日本フェンシング協会は、2020年9月26日に第73回全日本フェンシング選手権大会をオンライン開催することを決定しました。この大会はオンラインでの中継のほか、クラウドファウンディングや選手への「投げ銭」のシステムを導入して、観戦以外でのファンと選手のつながりを作っています。
このようなアマチュアスポーツとeスポーツの抱えている問題点とをあげて「eスポーツを通じてどういう人材を育成をしたいのか」や「スポーツと社会性を両立させた『文武両道』」の問題などが話し合われました。