「グランツーリスモSPORT」全国大会の関西ブロック代表戦で10歳の少年が優勝! 昨年の兵庫県3位から雪辱 - ガメモ
全国都道府県対抗eスポーツ選手権の関西ブロック少年の部を制したのはなんと10歳の少年でした。
「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020 KAGOSHIMA」の関西ブロック少年の部の代表決定戦「グランツーリスモ」部門で、兵庫県赤穂市の小学5年生石野弘貴(こうき)君(10)が優勝。秋開催予定だった大会は、延期もしくはオンラインでの大会が予定されていますが、ブロックの代表として全国1位を目指して全国大会に出場します。石野弘貴君は昨年は兵庫県大会で3位となりブロック大会には進めず、それから毎日2時間練習をして大会に備えたそうです。
赤穂市の小学5年生が「eスポーツ」で快進撃。カーレース「グランツーリスモ」の関西ブロック代表決定戦・少年の部(6~17歳)で見事優勝し、全国への切符を手にしました。 https://t.co/28ZP64n1UW @kobeshinbunから#eスポーツ #グランツーリスモ #赤穂市 #神戸新聞
— 神戸新聞姫路本社・西播支局 (@himeji_seiban) August 12, 2020
「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」今年は鹿児島で開催!!
「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020 KAGOSHIMA」は2020年に開催されるかごしま国体の大会文化プログラムとして採用されていました。しかし、かごしま国体がコロナウイルスによる感染拡大防止のため延期となってしまったためこの大会も延期となってしまいました。全国の都道府県から予選により選出された代表が、8つの地区のブロック代表を賭けて戦って勝ち残った者だけが全国大会に出場できます。
今年から競技種目がこれまでの「eFootball ウイニングイレブン」、「グランツーリスモ」、「ぷよぷよeスポーツ」に加えて、「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」、「パズドラ」、「モンスターストライク」の3種目が追加されています。
今回、「グランツーリスモ」関西ブロック大会少年の部で優勝した石野君は、F1が大好きなお父さんの影響で、5歳からレーシングカートのレースに出場していたとのこと。優勝したレースの動画を見てみると、デッドヒートを繰り広げながらもライン取りは丁寧ですし、ライバルとの接触も避けています。こういうサーキットマナーは普段参加しているカートのレースで学んだことでしょう。
将来の夢はカーレースに出場して世界各国で優勝したいとのことですので、コロナウイルスが早く収束して、世界中でレースが楽しめるようになるといいですね。
関西ブロック代表決定戦
— 全国eスポーツ選手権『グランツーリスモ7』部門 (@gt_kokutai) August 12, 2020
大会レポート公開📢
大激戦の関西地区、
一般の部は兵庫県・大阪府から3名、少年の部は兵庫県・和歌山県・京都府から3名が本大会に進出👏https://t.co/QzBVHVvZCc#全国対抗eスポーツ選手権 #GTSport
小学生ゲームチャンプといえば…
小学生でのeスポーツ全国大会優勝と言いますと思い出されるのが、Xboxの「Halo2」の全国大会です。お察しの通り日本ではイマイチ販売台数は振るわなかったXboxですが、その分、プレイヤーのレベルが高く、この全国大会もものすごくレベルの高い大会でした。
この大会で猛威を奮ったのが大阪から参加した「チームひまわり」です。このチームのエースは双子の小学生で、8対8のチームバトルでは、ひとりがスナイパーライフル、ひとりがショットガンを持ってお互いがフォローし合うコンビプレーでキルを重ね、個人戦ではふたりで競り合って勝ち抜いていいきました。
「小学生でこの強さなら今後はどうなるんだろう?」と彼らの活躍にXboxゲーマーは胸を躍らせていたのですが、それからしばらくは大会などで見かけたのですがしだいに大会などで見られなくなってしまいました。
小学生で大人や年上の男子をボコボコにしていた双子の姿は、アニメやマンガみたいでとても目を引くものだっただけに、あの頃にプロゲーマー制度があったらどのくらい人気になったのかなと思います。