「ベア・ナックルIV」製作快調! コンポーザー陣を発表! - ガメモ
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レトロゲームのリメイクなどを得意とするインディーパブリッシャーのDotEmuが開発中の「Streets of Rageu4」。日本では「ベア・ナックル」という名前で1991年にメガドライブ専用ソフトとして発売されたベルトスクロールアクションゲームのシリーズ第4弾です。
製作はフランスの開発会社!過去には「R-TYPE」の移植も
今回、セガから正式なライセンスを受けて「ベア・ナックル」シリーズの最新作を製作しているDotEmuはフランスのビデオゲーム会社で、レトロゲームの現行プラットフォームへの移植を専門としているメーカーです。
今までの実績としてiOS・android版の「R-TYPE」や「ダブルドラゴン」全3作をまとめた「ダブルドラゴントリロジー」。iOS・android・Window版で名作シューティング「雷電」シリーズ4作をまとめた「Raiden Legacy」。少し変わったところではDECOが1994年に発売した対戦型フリスビーゲーム「フライングパワーディスク」の移植をしています。
プレイヤーキャラクターはヒゲを生やしたアクセルと変わらない美貌のブレイズが発表済みですが、最新トレイラーでは彼らの後ろに人物のシルエットが増えており、追加のキャラクターがいるのではと噂されています。
このように現在鋭意開発中の「ベア・ナックル4」ですがゲームの中で重要な位置を占める楽曲を担当するコンポーザー陣が発表されました。
クラブミュージックってジャンルこのゲームで知った気がする
「ベア・ナックル」はゲームも楽しかったのですが、それと同じくらい評価されたのが音楽でした。1980年代のセガのBGMは「スペースハリアー」や「ファンタジーゾーン」に代表されるようなフュージョン系の爽やかな音楽が多かったんです。
しかし「ベア・ナックル」は当時、海外では流行し始めたクラブミュージックを取りい
れたBGMだったのです。
いつものBGMとは違うまったく新しいジャンルの音楽のおかげで、「ファイナルファイト」などでおなじみだったベルトアクションも何だか新しいゲームになり、何よりも音楽で他のゲームで差別化が図れました。
たぶん創世記から生き残っているセガ人は「ベア・ナックル」の話をすると必ず音楽の話をするはずです。それだけ「ベア・ナックル」シリーズにとって音楽は特別な存在なのです。
Here's my message for the Streets of Rage fans.
— Yuzo Koshiro (@yuzokoshiro) July 17, 2019
ベアナックル4に音楽で参加致します。川島さんも一緒です。あとなんと下村陽子さん、長沼英樹さん、山岸継司さんも参加されます!どんなゲーム、そして音楽になるのか、今から楽しみです! pic.twitter.com/9vLrxLTy7k
当然「ベア・ナックル4」でも音楽に注目が集まるわけです。そんな中、今回、「ベア・ナックル」シリーズで音楽を担当していた古代祐三氏と川島基宏氏が発表されたので、これには国内外のセガファンが大喜びしました。
さらには下村陽子氏(「ストリートファイターII」ほか)、長沼英樹氏(「ジェットセットラジオ」ほか)、山岸継司氏(「忍者龍剣伝」ほか)他からオリジナル曲が提供されるとの発表もありました。
ベア・ナックルはつくづく海外人気が高かった…
今回、YouTube公式アカウントでアップされた動画で「ベア・ナックル」の楽曲そのものだけでなく、シリーズについても語っています。実は20年前に続編の企画について話があったようですが実現しなかった話とか、日本よりも海外で人気があった話をしています。この他にも動画では当時のお話や今回のコンポーザー陣の紹介など興味深い話が多いので、興味がある方は、こちらの動画をぜひご覧ください。