【Switch/スイッチ】コントローラーのスティックが勝手に動く原因と修理方法は?
Nintendo Switchのコントローラーのスティックが勝手に動いてしまう現象が時々発生しています。コントローラーが故障する3つの主な原因や、壊れてしまった時にSwitchのコントローラーを安く修理できる方法もご紹介します。
Switchのコントローラー勝手に動く原因は?
昨今、家庭用のゲーム機の需要が高まっています。品薄状態であったNintendo Switch(以下、Switch)の在庫も回復したのか、欲しい人の届くようになってきました。
そんな中、「コントローラーを触っていないのに勝手にキャラクターが動いてしまう」という現象が多く報告されます。
なにが原因でコントローラーが故障してしまったのでしょうか。
コントローラーやスティック部分が故障している
Switchのコントローラーのジョイコン(Joy‐Con)は本体から取り外して手にもってふるったり上下左右に激しく動かすことが多く、壊れてしまうことが多いです。
また、コントローラーのスティック部分は、操作の中でも一番多用する部分であり、また親指で操作するためか強い力がかかりやすい部分なため、故障してしまうことがあるようです。
ゴミやホコリが詰まっている
直接的な破損以外にも、長年使用していると隙間から小さなゴミやホコリ、手の脂などがはいりこんで、電子機器の接触を悪くしてしまうこともあります。
Switch本体・ハードウェア自体が故障や不具合をおこしている
ジョイコンや、プロコン(Proコントローラー)といったコントローラーの故障ではなく、操作を受け取るハード、つまりSwitch本体の故障や不具合の可能性もあります。長年性能があがっていくゲーム機はそれ自体が精密な電子機器であるため、粗雑に扱っていると故障してしまいます。
Switchが上下左右に勝手に動くときの直し方
まずはどこが不具合を起こしているのかを調べる必要があります。Switch本体の機能を使用して調べることができるので、まずは調べてみましょう。
ジョイコンを本体にセットして、ホームメニューから「設定」を選択します。
「コントローラーとセンサー」の項目から「スティックの補正」を選択し。スティックを押し込みましょう。
十字のターゲットマークが画面に映ります。これが真ん中になかったりたえず動いてしまっていたらコントローラーのスティックに不具合が起こっている可能性が高いです。
故障が原因であれば修理保証が使えるか確認
まずはSwitchの修理保証が使えるかを確認してみましょう。修理に送るので数週間と時間はかかってしまい、その間ゲームができなくなってしまいますが一番確実な解決方法です。
Switch本体と比べれば安いといえど、Switchのコントローラーも結構な値段がします。この値段には修理の分も入っていますので、遠慮せずに問い合わせてみましょう。
接点溶着剤(スプレー)を使って修理
接点接着剤を買い自分で修理する方法です。接点接着剤とは電子機器のゴミを洗浄して接触不良を改善するスプレーです。コントローラー以外にも電源スイッチやマウスなどの補修によく使われるものです。
これをSwitchのコントローラーのスティックの根元部分に差し込んで、吹き付けるだけで不具合が解消することがあります。修理に出すよりははるかに安く、時間もかからないのでとりあえず試してみる価値は十分にあります。
ストローで修理
接点復活剤を使わずに、家にあるストローでSwitchのコントローラーのホコリやゴミをふきとばす方法です、お金もかからないのでダメでもともとの精神で試してみましょう。
方法は単純で、まずパックジュースなどのストローを用意します。コントローラーのスティックはゴムのカバーが覆いかぶさっており、細長い棒状のものがあれば根元を押し上げることで、簡単に隙間ができます。そこにストローを差し込み、息を吹きかけるだけです。この時、唾などが入ってしまわないようにすることだけ注意しましょう。
うまくいけばそれだけで不調が回復しますが、これば公式のサポートセンターで勧められている方法ではないので状態が悪化する可能性などもあり、注意が必要です。
Switchのコントローラーを修理に出すときの値段は?
Switchの修理保証の期間が過ぎてしまっていたり、保証書をなくしてしまっている場合は、修理にジョイコンなら2200円、プロコンなら2750~4290円修理費用と送料などが掛かってしまいます。
プロコンもジョイコンも保証期間内なら無償
正規品のSwitchのジョイコンやプロコンは、保証期間内なら基本的には無償での修理を受けられます。保証書はしっかり保管しておきましょう。
正規品以外のコントローラーを使用している場合は、それぞれの製造会社のサポートごとに違いますので注意しましょう。
製品の状態によって保証期間内でも有償になる場合も
Switchのコントローラーは保証期間内であっても修理サービスの規定から外れてしまっている場合は有償での修理や、そもそも修理が断られてしまうことがあります。公式のサポートをしっかりと確認しましょう。
具体的には、自分で修理のために分解、改造などをした痕跡があったり、ラベルがはがれていたり、激しく損傷していたりする場合などです。
買い替える前に修理方法を試すべき!
Switchのコントローラーのスティックが勝手に動く場合は、買い替えるよりは、まず修理できないかを試してみるべきです。保証期間内ならまずは任天堂に修理してもらえるかを調べてみましょう。
修理には時間がかかりますので、修理の時間が待てないのなら、新しく買い替えるその前に自分で修理ができないかをチャレンジしてみることをおすすめします。
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