鬼ごっこ対戦ゲーム『オバケイドロ!』8月1日に配信決定! - ガメモ
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名古屋のゲームブランド、フリースタイルのNintendo Switchにて新作ゲーム「オバケイドロ!」を配信します。発売日は2019年8月1日で、価格は税込1980円。最大4人までのマルチプレイに対応しています。
カワイイ要素強めの非対称マルチプレイゲーム
「オバケイドロ!」は、小さい頃に誰もが遊んだケイドロを基にした対戦型アクションゲーム。
ゲームは、オバケ側(1人)とニンゲン側(3人)のどちらの役になるかをプレイヤーが選択します。オバケ側は3分以内に全員を捕まえてマップに設置されている牢屋の中に入れれば勝ちとなり、ニンゲン側は3分間ひとりでも逃げ切れば勝ちとなります。
「Dead by Daylight」や「Identity V」などに代表されるような非対称マルチプレイゲームです。
ニンゲン側は、捕まったとしても他の仲間が牢屋から助け出してくれたりなど、チームワークで切り抜けたり、使用制限があるもののオバケの動きを止められるランタンなども使って3分間を逃げ延びます。
オバケ側はマップ上にある壁をすり抜けることができるほか、「とくぎ」など特別な能力を使いニンゲンたちをひとり残らず捕獲します。
小さい子でも遊べるのがなによりのセールスポイント
「Dead by Daylight」などに代表される非対称マルチプレイゲームは、ホラーやバイオレンス要素が高い描写が多いため、みんなでワイワイと楽しみたいにも関わらず、対象年齢が制限されてしまうのが残念でした。
でもこの作品は説明にもあったとおり「ケイドロ」として製作されているため、小さい子どもやホラー&グロ描写が苦手な方でも楽しく遊べます。
また、海外版も同時発売のため、世界中のユーザーとケイドロが楽しめます。
ちなみにこのゲームは2019年6月に京都・みやこメッセで行われたインディーゲーム祭典「BitSummit 7 Spirits」に出展し、 来場者の投票数で決定する「POPULAR SELECTION AWARD」賞を受賞しています。
実際にプレイした一般のユーザーからの評価ですので、購入の参考になること間違いなしです。
「見つける」「追いかける」「待ち伏せる」「逃げる」「隠れる」「仲間を助ける」といったオバケとニンゲンの駆け引きを楽しんでください。
そして4人プレイで制限時間3分というのも、この種類のゲームでは遊びやすくて好印象です。
「オバケイドロ!」公式サイト
フリースタイル公式Twitter
「ケイドロ」って超楽しいけど海外でもみんな遊んでんの?
今回の記事の作成に当たって海外に「ケイドロ」ってあるのかな? という疑問が湧き、調べてみましたが何も出てこず、挙げ句に「ケイドロ」の英語訳は「Kei-Doro」や「cops and robbers」なんていう直訳が出てきました。
日本では好きな鬼ごっこ系遊びでは1位を獲得する(マイナビ学生の窓口調べ/2017年)するくらいの「ケイドロ」ですから、言葉はなくても似たような遊びはあるのでは?と探してみても、全然ありません。
強いてあげれば、サバイバルゲームやFPSにある相手陣地に置かれた旗を取って持ち帰る「キャプチャー・ザ・フラッグ」が近い感覚でしょうか?
このルールでもケイドロの地方ルール「牢屋の他に金庫があって、泥棒はこの中の宝物を盗む」に似ているかなぐらいのルールです。
やはり世界と日本で泥棒集団のイメージが違うのか?
世界と日本で警察と泥棒に抱くイメージが違うのが原因なのか、社会生活で培われた闘争本能が「警察と同じ数なら俺たちは戦うぜ!」となってしまうのか、このケイドロルールが海外で生まれなかったのは、不思議ですね。
やはり警察程度ではなく、怪物やオバケといった人間が集団でかかっても倒せない超常なものでないと、素直に逃げたくないんでしょうね。
世界にも発売される「オバケイドロ!」。このゲームを通じて今まで年齢制限で遊べなかった年齢の人たちと非対称マルチプレイゲームが遊べるのは楽しみです。