NFTアート『MIRAI』とは|魅力と買い方・始め方

可愛らしい絵柄と光の表現が印象的なNFTアート『MIRAI』。
2022年11月10日に発売された本作は、初日から完売が相次ぎ、現在も多くの作品が生まれている、今注目の国産NFTです。
本記事では『MIRAI』の魅力と購入までを徹底解説します!
MIRAIとは?|コンセプトと魅力
『MIRAI』は時代の最先端を行くNFTという技術と、最新のAI技術を駆使して制作されたNFTアートコレクションです。
名前の通り、技術の進歩や前向きな気持ち、発展していく未来への希望をコンセプトに、あどけなさが残る少女を描いているPFP(Profile pictures)です。
具体的にはどのようなNFTアートなのでしょうか?3つの魅力ポイントをお伝えします。
魅力①|コンセプトを持ったデザイン
『MIRAI』の少女たちは、皆左上を向いている構図で描かれているのが特徴です。
引用:『MIRAI』販売ページより
使用NFT:02、04
この構図には、
①下を向かず上を向き希望を持つ
②これからの成長や伸びしろ、これから大人になる
という作者・LIZ氏の強い願いが込められています。
このコンセプトを知ったうえで『MIRAI』を見てみると、描かれている少女たちが皆幼い顔立ちで無垢な印象なのも、「希望」に向かって「成長」していく「未来」を想像させ、ストーリー性を感じるNFTアートと言えるでしょう。
魅力②|デザインとイラストのプロが運営
ここで『MIRAI』の作者であるLIZ氏をご紹介します。
デザイン系列の学校を卒業後、デザイナーとして2年ほど就職。その後フリーデザイナー・イラストレーターに活動を移しました。
SEO・マーケティング・マネジメント等の知識もあり、実際に知人のビジネスマネジメントも経験済み。多様なスキルを活かして、現在はNFTを専門として活躍されています。
NFTを始めたきっかけは「その技術や、近未来的な部分に心を惹かれ、自分にもできる気がする、そんな気持ちから挑戦し始めた」とのこと。そこから試行錯誤を繰り返し生まれたのが『MIRAI』でした。
『MIRAI』は、LIZ氏がクリエイターとして考え続けてきた「未来」や「希望」が実現することを願って生まれた作品といえるでしょう。
AIを使ったNFTプロジェクトである『MIRAI』ですが、AIで出力された画像を磨き上げる役割はLIZさんご本人が手をかけて実施しており、人とAIの共同で生み出された作品であるといえます。
MIRAIとは?|魅力的なNFTアートを紹介!
ここまでざっくりと『MIRAI』の概要を説明してきました。ここで「じゃあ『MIRAI』の作品としての魅力ってなに?」と思われた方もいるかもしれません。
ここからは3点の『MIRAI』を取り上げ、イラストとしての魅力をご紹介してきます!
MIRAI-01-
『MIRAI-01』、通称01ちゃんは、『MIRAI』プロジェクトで一番最初に生まれた作品です。
LIZ氏オリジナルのイラストを基に、AIが原型を作成、そこにレタッチを加えて完成に至ったとのことです。
全体的に厚みのある彩色がされ、奥の髪の毛には若干筆のタッチが残っています。最新の『MIRAI』がシンプルでスタイリッシュな印象が強くなっている中、『MIRAI-01-』はLIZ氏のオリジナルに近い、貴重なNFTと言えるでしょう。
MIRAI-21-
こちらは『MIRAI-21-』、通称21ちゃんです。
01ちゃんに比べると、全体的に色鮮やかになり、陰影の境界がはっきりとした「アニメ塗り」に近い彩色となっています。髪の毛にインナーカラーの緑が入っているのは、オリジナルである01ちゃんの要素を受け継いでいますね。
『MIRAI』の作品全体をよく見てみると、作品ごとに少しずつ絵のタッチが違うことに気づくかと思います。AIによる制作技術が進歩していく中、一定の絵柄を保ちつつ、彩色の方法を変えることで表現の違う作品を制作することも可能です。
暖かく重厚感のある『MIRAI』、ポップで華やかな雰囲気の『MIRAI』…さまざまな表現の幅を持つ『MIRAI』が、今後どのような姿で現れるか、期待が高まります。
MIRAI-29_s-
こちらは『MIRAI-29_s』、通称29_sちゃんです。
彼女もこれまで紹介した『MIRAI』とは少し異なる雰囲気があります。髪の毛や瞳、肌がしっかり塗り込まれており、頭のアクセサリーは金属の重厚感がリアル寄りに表現されています。
顔立ちもやや大人びて作られており、これまで「幼い、かわいい、ポップ」という作品が多かった『MIRAI』において、新たな表現方法が生み出されたことを示しているでしょう。ファンタジー風のイメージは、二次創作においてもクリエイターの創作意欲を刺激しそうです。
引用:『MIRAI』Openseaプロジェクトページより