コミュニティが生むIP NFTアート「わふくジェネ」の見通す未来(Co-Founder SOLO様)【Web3インタビュー】

コミュニティが生むIP NFTアート「わふくジェネ」の見通す未来(Co-Founder SOLO様)【Web3インタビュー】

コミュニティが生むIP NFTアート「わふくジェネ」の見通す未来(Co-Founder SOLO様)【Web3インタビュー】

NFTアート「わふくジェネ」は、季節によって服が変わり、全作品に音楽が付いている「着せ替えファッションNFT」です。見た目もかわいくエモいNFTアートがどのように生まれ、どこを目指すのか。わふくジェネFounderのSOLOさんにお伺いしました。

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  1. 1NFTアート「わふくジェネ」とは?
  2. 1.1わふくジェネ Co-Founder SOLO様
  3. 2NFTアート「わふくジェネ」とは?
  4. 3「わふくジェネ」NFTアート発のIPを成長させる
  5. 4NFTアートでクリエイターがより活きる世界に
  6. 5参考リンク集
  7. 6免責事項

NFTアート「わふくジェネ」とは?

わふくジェネ(NFT)は11,111点のPFPコレクション。
季節ごとに開催される「着せ替えイベント」。
日本の四季折々の情緒をエモくてかわいい「WAFUKU娘」とお楽しみください。
わふくジェネは「音楽付きのNFT」全てのNFTに音楽が付いています。

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わふくジェネ Co-Founder SOLO様

株式会社WAFUKU Labs代表取締役で「WAFUKU GEN」Co-Founder。
2021年夏の海外NFTブームをきっかけにNFTを知り、同年11月にはじめてのNFTを購入する。
創作物やアート作品に生かされてきた経験があり、「NFTを使ったクリエイターのサステナブルな創作活動の基盤をつくる」というビジョンのもと、2022年2月にNFT販売をはじめる。
過去には陸上自衛隊、リクルート、博報堂など。

「この記事のポイント」

  • 「わふくジェネ」はWeb3発のIPを目指す        
  • クリエイターがより報われる世界をNFTアートで創る
  • コミュニティが生むNFTアートとキャラクター達

NFTアート「わふくジェネ」とは?

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―――「わふくジェネ」は、着せ替えのギミックがあったり、音楽もついていて、かなり特徴的なNFTアートだと思います。

―――こういった、様々な要素が付随したNFTにしようと思ったきっかけはあるのでしょうか?


SOLO「一番大きな理由は、わふくジェネは『作品』としての魅力で勝負していきたいと考えたからです。そもそも(わふくジェネは)ジェネラティブNFTなので、パーツを人の手で描き、そのパーツを機械的に組み合わせて生成しています。」

SOLO「私としては(ジェネラティブという機械的な手法を使ったアートであっても)一つ一つがクリエイターの想いがこもったものであるというところを前面に打ち出したかったんです。」

―――だからこそ、多くのクリエイティブ要素を盛り込んだ作品にされたということですね。

SOLO「まず音楽をつけた理由。音楽がつくと、イラストも相まって作品に深みが出て、情緒的になるのを狙った部分があります。また、音楽付きのNFTというものはまだまだ少なく『和服』というモチーフもあるので、海外に出て行くときに面白いんじゃないかなという戦略的な部分もあります。」

―――なるほど。「和服」と「日本情緒あふれる音楽」であれば、世界の誰が見ても「これは日本の作品だ」というのが分かると思います。

SOLO「次に、着せ替え要素なんですけれども、これはビジネス的な目線で導入しました。」

SOLO「NFTのコレクションというのは、発売当初は注目されますが、それ以降の注目を引くポイントって中々ないのが実態だと思います。大きいプロジェクトとのコラボレーションや、有名インフルエンサーがNFTを購入したなど、そういった話題性がない限りは、NFTコレクションが発売後改めて注目されるというのは非常に難しいと思います。」

SOLO「そこに対しての打ち手として、わふくジェネは日本の四季をテーマに、年4回お着替えをさせることにしました。リリースした後も定期的に注目してもらうために、こういったギミックを取り入れたという経緯があります。」

―――ビジネスとクリエイティブの両面から練られたNFTアートであると感じました。

―――先ほど「わふくジェネ」はジェネラティブで生成されているというお話もいただきましたが、20人キャラがいて、その子たちが服装とか髪型とかを変えたりしているのは、非常に新しい形のジェネラティブだと思います。

SOLO「ありがとうございます。実はこの20人のキャラクターを決める点にも誕生秘話みたいなものがあります。まずそもそも、わふくジェネは、イラストを『WAFUKU』さんという方が描いており、音楽は『yokodori』さんという方が作っています。」

SOLO「ですが実は、WAFUKUさんはイラストとかキャラクターを描くことは得意なんですけれども、名前や世界観などの設定を考えるのはお得意ではない。なので、WAFUKUさんのお得意ではない名前とか世界観の部分は、実はコミュニティで決めています。」

―――コミュニティで決めているというのは、非常にWeb3的だと感じました。

SOLO「そうですね、コミュニティに関わってくれている人を巻き込んでやることで、わふくジェネのことを「自分ごと」として捉えてくれる人が増えるといいますか、主体的に携わってくれる人が増えると思います。何かすごいものではないにしても、みんなの力でうまく推し進めていくことができるんじゃないかなというふうに考えています。」

―――コミュニティのみんなで「得意なこと」を役割分担して、チームとしての全体最適のプロジェクトを生み出せる。これは非常に素晴らしい事例だと思います。

SOLO「そうですね、私達のコミュニティの中での最適解というか、現段階での着地点だと思います。この事例がうまくいったら『絵しか描けないけど絵はメチャクチャ上手い』といった人が、オリジナルのキャラクターを生み出すにあたっての一つの答えになるかもしれません。」

―――イメージとしては、わふくジェネのDISCORDのサーバーがあり。そこにわふくに興味がある人や、NFTクリエイターをが集まって交流してる。

―――その中で、わふくジェネの方向性やキャラクターについて、お話してるようなイメージを持っております。


―――そういった「コミュニティの皆」で生み出しているIPという点がわふくジェネの魅力なのではないかと、私は思っています。

「わふくジェネ」NFTアート発のIPを成長させる

―――わふくジェネさんは数年先の未来をイメージしながら「事業」としてNFTアートにかかわっているという認識です。

―――今後、どういった方向にプロジェクトを発展させていこうとしているのか、お伺いしたいです。


SOLO「色々なことを模索していますが、一つ『これは未来予想図が見えてる』という取り組みがあります。それは『わふくジェネ』のキャラクターを、IPとして成長させていくことです。」

SOLO「例えば、自治体や企業、スポーツチームなどの組織とコラボレーションして、双方にとってメリットがあるような形で、広告として宣伝していきたいと思っています。まだまだこれから、事例を作っていくフェーズなのですが、企業の商品や、キャラクターで実現できないかと考えています。」

―――たしかに、NFT発のキャラクターはインターネットの中では多くのコラボレーションを生んだりしていますが、リアルの世界にスピンアウトしてるIPはなかなかないように思えます。

―――その点「リアル」の世界に進出することで、今まで以上に多くの方の認知を得ることができるのかなと思います。


SOLO「はい、おっしゃる通りです。わふくジェネがIPとして発展していくときに、世界観みたいなものがあった方が、やりやすいと思ってるんです。」

SOLO「そして、世界観や設定を考えたときに、何かしらリアルなものが必要となります。今おっしゃられたようにリアルな場所だったり、リアルの『商品』と連携して、街にわふくちゃんがいたり、何かの商品のパッケージにわふくちゃんが採用されてるだったり。そういうことがあることによって、一つ壁を乗り越えられるんじゃないかなと思ってます。」

SOLO「実は、(イラストを担当している)WAFUKUさんがとある温泉街で、わふくちゃんのイメージというか、キャラクターを作る際のきっかけとなった出来事があった町があるんです。」

SOLO「街と連携できれば、具体的に立ち上がった経緯とかと紐づけることでよりキャラクターとしての深みが出るかなと思っています。NFTのコレクションとしても成長していく段階で、そういったストーリーや、街と繋がることができたら他との差別化にもなります。」

―――ヘビーなホルダーさんは行きますよね、その温泉街。そうやってリアルな人の動きができることで、温泉街の方にもメリットがある。

SOLO「先の話ですけど、将来的には『聖地』として、わふくジェネの世界観、空間を作っていきたいなと思っています。」

―――わふく様以外にも、NFT発のIPを掲げているプロジェクトが出つつありますけれども、まだIPとして世間に認知されていくには距離があると感じています。

―――わふくジェネをIPとして伸ばしていくとなったときに、どういったことを狙っているのかお伺いしたいです。


SOLO「Web3発のIPの特徴というところで言うと、権利の開放というものがあるかと思うんですね。」

SOLO「わふくジェネに関しても、基本的にIPの商用利用というのは自由に可能になっています。」

SOLO「そういったところで日本の文化である二次創作にアーティスト・クリエイターの方に取り組んでもらって、そこから徐々に徐々に広めていく、みたいな方針が一つあると思います。」

―――イラストは拡散力がありますからね。SNSなどで拡散されれば、わふくジェネというコレクションの認知度がより高まると思います。

SOLO「ですが、私もこのIPという領域については、自分自身もこれまで深くビジネスとして関わってきたことがなかったので、どう成長させていったらいいのかというのは本当に探り探りで、他の仲間の力を借りつつ行っています。」

―――逆に言えば、コミュニティメンバーの力を借りながら意思決定していくということですね。

SOLO「そうですね。今後もIPの成長の部分に関して言うと、誰かがリーダーとして引っ張って決めるというよりかは、みんなで決めるみたいな形になっていくと思います。」

―――Web3的・民主的な「わふくジェネ」というIPの今後が、非常に楽しみです。

NFTアートでクリエイターがより活きる世界に

―――そもそもの話ですが、この「わふくジェネ」というプロジェクト。そもそもNFTのプロジェクトとして始めようと思ったきっかけは、どういったところにあるんでしょうか?

SOLO「一番大きな想いとしては、クリエイターがより活躍できる世界が、NFTというテクノロジーを世の中に広めることによってうまれると思ったからです。その理由としては、NFTはアーティストとかクリエイターの人が自分の作品を上手く、より稼ぎやすく、効率的、経済的に富やすいような形で使っていけるようなツールになる可能性があると思っていて、そういった形でNFTは普及してほしいなという想いです。」

SOLO「そのためには自分自身が販売者となり、実験だったり成功事例を作ったりということを成し遂げたいと思ったのが、一つ目の理由です。」

SOLO「もう一つの理由は、クリエイターの人とビジネスサイドの人間でタッグを組んで、一つのジェネラティブコレクションを始めて、それを成功させる。そのロールモデルを作りたかったというのがあります。」

SOLO「このプロジェクト、元々はWAFUKUさんというイラストレーターの方が、個人で本当に全部をやっていらっしゃいました。イラストを書いて、販売して、Twitterでマーケティングと宣伝をして…コレクションに関することを、全ておひとりで。」

SOLO「ですが時間がたつにつれて、NFTアートの市場・マーケットでいろいろなライバルが登場してきて、なおかつお金を持って宣伝とかをうまくやっている人、インフルエンサーも入ってきてと、中々厳しい環境になってきました。」

SOLO「そのような中で、当時は『個人』の力のみでうまく自分の作品を届けていくのは、どうしても難しくなってきたような状況にあったんです。クリエイター1人だけじゃなく、ビジネスサイドの知見を持った人と組むことによって、新しく道が広く開けていく、そういう事例を作りたかったというのがあります。」

―――先ほどの「コミュニティでキャラクターを生み出した」というお話にも通じる部分がありますね。

SOLO「その他の部分でいくと、NFTを世間に普及させて、アーティストやクリエイターの人が、うまくそれを活用して自分たちの作品を発表できるようにする。そういったツールや場所ができるような環境を整えることに対して、私達ができることをやっていきたいなと思っています。」

―――お話を聞いていて、SOLOさんご自身もクリエイターがすごくお好きなんだなと思いました。

―――いろいろな理由でクリエイターが好きになる人がいると思うんですが、このわふくジェネというプロジェクトのFounder(創始者・発起人)であるSOLOさん自身が、事業を通じてクリエイターの力になりたいという想いは、どういうところから持つようになったのかお聞きしたいです。


SOLO「とても聞いていただき嬉しいです。一つは、私自身がクリエイティブに救われたなと思っているためです。人生においてこれまで結構、つらい局面とかがあったのですが、それを乗り越えられてきて、今こうやって生きることができてるのは、創作物があったからこそだなというふうなことを思っているんですね。」

SOLO「それに対して、創作物を生み出してくれた人たちが、クリエイターが、継続して活動を続けるための環境が、今100%整っているかどうかというと、決してそうじゃないと思ってます。クリエイターやアーティストの方が長く活動を続けたり、作品を生み出せるような環境があるべきだと思います。」

SOLO「その中でNFTというものが出てきて、中間のマージンを取っていくプラットフォームがなかったり、自分で自由に作品を作ってそれを即座に商品として、アップロードできるというのは、すごい革命的なものだなと思っています。」

SOLO「そういった環境の中で、クリエイティブに救われた私がいる。色々動ける状態にもある。なので、NFTを仕事にできたら自分としてはすごいやりがいがあると思っていて、この分野にコミットしていますし、今後もしていきたいと考えています。」

―――お忙しい中お話聞かせていただき、誠にありがとうございました。

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参考リンク集

わふくジェネ公式HP:https://www.wafukunft.io/

わふくジェネ公式Twitter:https://twitter.com/CryptoWAFUKUNFT

SOLOさんのTwitter:https://twitter.com/solo_nftist

SOLOさんのvoicyチャンネル:https://voicy.jp/channel/3211

イラスト担当WAFUKUさんのTwitter:https://twitter.com/CryptoWAFUKUNFT

音楽担当yokodoriさんのTwitter:https://twitter.com/yokodori

わふくジェネ ファンアートガイドライン:https://www.wafukunft.io/fan-art-guideline

OpenSeaのリンク:https://opensea.io/collection/wafukugen

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ライター

はがね

Web3・メタバース領域を愛しているインタビューライターです。 50社以上の企業様にインタビューし、記事を執筆してきました。 新しい分野の最前線で活躍する方のインタビューを通じて、世の中に魅力的なコンテンツを広めたいがゆえに書いています。 Twitter:@hagane_Web3 アイコンはNFTアート『MIRAI』の22番ちゃんです。

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