AI×アバターが現実とメタバースを拡張する 注目すべきAI活用事例6選

AI×アバターが現実とメタバースを拡張する 注目すべきAI活用事例6選

AI×アバターが現実とメタバースを拡張する 注目すべきAI活用事例6選

2022年11月にChatGPTのプロトタイプがリリースされたことを皮切りに、次々にAIを活用したサービスが生まれました。
そうしたAIの流行の中で、アバターにAIを実装することでスムーズな会話を出来るようにする試みが注目されています。
本記事ではAIアバターがメタバース、そして現実の生活の中に浸透する未来につながる活用事例を紹介します!

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  1. 1AIがメタバースと現実を劇的に変える?
  2. 2大注目AI×アバター&メタバースプロジェクト3選
  3. 2.1Gatebox|現実でAIキャラクターと生活できる
  4. 2.2プロジェクト・メロウ|ガンダムメタバースの魅力を高めるAI
  5. 2.3Vket Cloud|アバターをAIで動かし、メタバース上で一緒に過ごす
  6. 3期待度の高いAI×アバタープロジェクト3選
  7. 3.1LIFE TALK ENGINE|エンタメ性の高い接客用対話AI
  8. 3.2AIカノジョNEON|プロンプトで理想の相手を作る
  9. 3.3AnimaDoorプロジェクト|人に好かれるAI開発プロジェクト
  10. 4AIの時代をどう楽しむか
  11. 5補足|AI市場の拡大

AIがメタバースと現実を劇的に変える?

2022年末にChatGPTが注目されたことで、AIを活用したサービスは急増しています。

自民党も行政・民間でのAI活用を推進する意向をホワイトペーパーにて示しており、AIが世界的に大きな影響をもたらしていることは疑いようがありません。

新時代における国家戦略策定をAI・web3PTが岸田総理に提言 | 政策 | ニュース | 自由民主党
党デジタル社会推進本部(本部長・平井卓也衆院議員)の「AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム(PT)」と「web3プロジェクトチーム(PT、いずれも座長・平将明衆院議員)」はそれぞれのPTの議論を...

エンタメ領域においても、AI技術は非常に大きな関心を集めています

ChatGPTのAPIが2023年3月に公開されたことにより、AIアバターの創造という新たな試みが次々に行われています。ChatGPTと3Dアバター、そして音声読み上げソフトを用いることで、架空のキャラクターとも自然な形で対話することが可能となったからです。

AIとアバターという両技術の融合により実現したこの流れは、今やメタバースやゲームの領域に留まらず、現実にまでも影響をもたらす可能性が表れています。

今回はAIアバターのメタバース、現実における活用事例を解説します。

大注目AI×アバター&メタバースプロジェクト3選

AI技術は現在進行形で進化を続けている分野ですが、既にAI技術を活用した事業を展開している企業も数多く存在します。

本項目ではその中でも特に注目したいAIアバター事業について解説します。

Gatebox|現実でAIキャラクターと生活できる

Gatebox

プレスリリースより引用「Gatebox、ChatGPTによる新型AIキャラクター開発でクラウドファンディングを開始」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000026497.html

Gateboxの特徴

  • 「好きなキャラクターと生活する」召喚装置
  • ChatGPTとの連携により更なる人間らしさを追求
  • 既存IPとの積極的なコラボにより「推しを実体化」

Gateboxは、好きなキャラクターとの生活を楽しめる召喚装置です。

カメラやマイクが装置には搭載されているため、ホログラムで映し出されたキャラクターが自然な形で会話を行うことができます。

毎朝の挨拶や食事、睡眠、作業時に話しかけることでキャラクターが場面に応じたリアクションを取るため、まさに一緒に生活している感覚を体験することが可能です。

Gateboxの注目すべき点として、ChatGPTとの連携を行うクラウドファンディングを実施した点があります。

従来のGateboxでも基本的な受け答えが可能であり、寝食や衣装の変更も可能であったりと、かなりの自由度の高いコミュニケーションが可能でした。

しかしChatGPTのAPIが公開されたことをうけ、より自由度の高いコミュニケーションを実現することを目的としたクラウドファンディングを行いました。

最終的に目標額の10倍ほどとなる5096万円の資金調達に成功したことは、まさしくAIアバターに対する世間的な注目度の高さを示しているといえます。

Gatebox、ChatGPTによる新型AIキャラクター開発のクラウドファンディングで支援額5096万円を達成|Gateboxのプレスリリース
Gateboxのプレスリリース(2023年5月2日 15時00分)Gatebox、ChatGPTによる新型AIキャラクター開発のクラウドファンディングで支援額5096万円を達成

ChatGPTとの連携により自由度の高い会話を実現し、豊かな感情表現と掛け合わせる形でエモーショナルな会話体験が実現される予定です。

支援者にはChatGPTと連携したオリジナルキャラクター「逢妻ヒカリ」との生活を体験できるβ版が7月を目途に提供されます。その後12月にChatGPT連携版への正式なアップデートを行う予定ということで、2023年度で特に注目度の高いプロジェクトです。

また、Gatebox社は接客用AIキャラクターや既存IPのAIキャラクター化という方面でも事業を展開しています。

AIアバターが当然のように生活に浸透する未来へ繋がる取り組みとして、Gatebox社そのものの事業展開にも注意する必要がありそうです。

Studio51×rinnaによる共同開発「邪神ちゃんロイド」を発表。|Studio51株式会社のプレスリリース
Studio51株式会社のプレスリリース(2023年5月4日 11時00分)Studio51×rinnaによる共同開発[邪神ちゃんロイド]を発表。
Gatebox、アスカネットの等身大空中ディスプレイを使用した接客用AIキャラクターを開発 コンテンツ東京でデモ展示|Gateboxのプレスリリース
Gateboxのプレスリリース(2023年6月1日 11時00分)Gatebox、アスカネットの等身大空中ディスプレイを使用した接客用AIキャラクターを開発 コンテンツ東京でデモ展示

Gatebox

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出典: 楽天
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プロジェクト・メロウ|ガンダムメタバースの魅力を高めるAI

プロジェクト・メロウ AI

プレスリリースより引用
「ガンダムメタバース専用AIを育成する「プロジェクト・メロウ」のキービジュアルを公開!さらに12月も2週連続全5回、YouTubeでAI配信が決定!」(URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000701.000051316.html)

ガンプラコロニーの特徴

  • 人気IP「ガンダム」メタバース発のAIプロジェクト
  • 「毎日来たくなるメタバース」を作るAIキャスト

今年10月にテストオープンを控えている「ガンプラコロニー」に関しても、AIキャラクターの実装が予定されています。

ガンプラコロニーは人気IP「ガンダム」専門のメタバースプラットフォームです。世界中のガンダムファンが集い、交流し合うことでガンダムというIPの成長を目指します。

「ガンダムカンファレンス SPRING 2023」開催 ガンダムメタバース「ガンプラコロニー」が2023年10月テストオープン!映像展開やリアルイベントに関する最新情報も発表|株式会社バンダイナムコエンターテインメントのプレスリリース
株式会社バンダイナムコエンターテインメントのプレスリリース(2023年3月27日 14時01分)[ガンダムカンファレンス SPRING 2023]開催 ガンダムメタバース[ガンプラコロニー]が2023年10月テストオープン!映像展開やリアルイベントに関する最新情報も発表

ガンプラコロニーではメタバースならではのショッピング体験やガンプラのスキャンなど多様な体験が用意されています。

それを支える役目として、2022年にAI育成プロジェクト「プロジェクト・メロウ」が始動しました。

ガンダムメタバース専用AIを育成する「プロジェクト・メロウ」のキービジュアルを公開!さらに12月も2週連続全5回、YouTubeでAI配信が決定!|株式会社バンダイナムコエンターテインメントのプレスリリース
株式会社バンダイナムコエンターテインメントのプレスリリース(2022年12月8日 15時32分)ガンダムメタバース専用AIを育成する[プロジェクト・メロウ]のキービジュアルを公開!さらに12月も2週連続全5回、YouTubeでAI配信が決定!

プロジェクト・メロウでは、ガンプラコロニー内でのユーザーの体験価値を高めるAIキャスト「メロウ」のAI育成を行っています。

昨年12月にyoutubeで視聴者と共にガンダムに関するクイズや視聴者からのコメントに回答しながら学習を行っていました。

将来的にガンプラコロニー内でユーザーの話し相手や、初対面ユーザー同士の交流を促進する役目を果たすことを目的としており、「人が来るメタバース」の創造に繋がるプロジェクトとして注目しています。

youtubeでのAI学習実験は12月で終了しており、現状のプロジェクトの進捗は公表されていません。

ChatGPTのAPIが公開されたのが2023年3月であることを考えると、プロジェクト・メロウにおいてもChatGPTと連携している可能性は否定できません。

どちらにせよ、10月のテストオープン時にメロウがどのような形でユーザーと接し、学習の成果を披露してくれるのか、非常に楽しみなプロジェクトです。

Vket Cloud|アバターをAIで動かし、メタバース上で一緒に過ごす

Vket Cloud Webメタバース

プレスリリースより引用「Webメタバース開発エンジン「Vket Cloud」、一般サービス提供を開始!」(URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000252.000034617.html)

Vket Cloudの特徴

  • アプリレスで誰でも触れるwebメタバース
  • ChatGPTとの連携によりAIアバターとの対話が可能
  • 誰でもChatGPTが実装できるよう勉強会も開催

VR法人HIKKYが提供するメタバース開発エンジン「Vket Cloud」では、ChatGPTと連携したAIアバターを作成し、ワールドに組み込むことが可能です。

Vket Cloudはブラウザで起動可能であり、誰でも気軽に触れられるメタバースを作れるために注目されています。

例えば、HIKKY様が提供している沖縄発のメタバース「バーチャル沖縄」や「バーチャルアキバワールド」など多様なワールドがVket Cloudにより作成されています。他にも企業のメタバース店舗や有名アーティストによるメタバース上でのバーチャルライブも実施してきました。

Webメタバース開発エンジン「Vket Cloud」、一般サービス提供を開始!|株式会社HIKKYのプレスリリース
株式会社HIKKYのプレスリリース(2023年4月20日 12時00分)Webメタバース開発エンジン[Vket Cloud]、一般サービス提供を開始!

Vket Cloudの特徴として、クリエイティブにおける自由度の高さが挙げられます。

自作ワールドでのイベント開催や自作3Dモデルの販売等も可能であることに加え、Gateboxと同様にChatGPTと連携していることが特徴的です。

アバターにChatGPTを連携させることで、任意のアバターをAIアバターとして実装し、テキストチャットを通じて対話を行うことが可能になります。

Vket Cloud AIアバター

プレスリリースより引用「Webメタバース開発エンジン「Vket Cloud」、一般サービス提供を開始!」(URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000252.000034617.html)

これにより、自作のワールドに自作の3Dアバターを配置し、ChatGPTを実装することで好きな場所で好きなキャラと時間を過ごせることが可能になります。

現状ではChatGPTとの連携は試験的に導入されているのみですが、今後はプロンプトの設定によりAIアバターがワールド内を自由に歩き回り、音声による会話もできるようにアップデートされていく予定です。

また定期的にDiscordにて勉強会が開催されており、初心者でもチャレンジしやすい点も何よりの特徴です。

無料で利用可能であるサービスであるため、ぜひ一度体験してみることをお勧めします。

★公式Discord 公式Discordへ

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期待度の高いAI×アバタープロジェクト3選

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