【ゲーム業界用語集】Unityとは|意味や解説

【ゲーム業界用語集】Unityとは|意味や解説

【ゲーム業界用語集】Unityとは|意味や解説

ゲーム業界用語の中で、意味がわからない専門用語などはありませんか?
この記事では「Unity」について、意味や定義を解説していきます。

コンテンツ [表示]

  1. 1Unityとは|定義
  2. 2Unityとは|解説
  3. 2.1Unityができること
  4. 2.2サポートするプラットフォーム
  5. 2.3プログラミング言語を使わない開発も可能
  6. 2.4プラン別の価格、特徴
  7. 3関連記事

Unityとは|定義

Photo bykreatikar

「Unity」とは、アメリカのサンフランシスコ所在の「Unity Technologies」が提供を行うゲーム開発エンジンです。
PC、iOS・Android、コンシューマー機にも対応しており、さまざまなプラットフォームのゲーム開発を行うことが可能です。

ゲーム開発エンジンとしては「Unity」が世界シェア率ナンバーワンで、全体の5割近くを占めています。

引用:Game engines used by video game developers UK 2019 | Statista
現在使用しているゲーム開発エンジンは?

Unityとは|解説

「Unity」はゲーム開発エンジンとしての汎用性が高いため、積極的に導入をしている企業も多々あります。
小規模チームや個人からでも「Unity」を使用することができるので、非常に幅広い層に支持されている開発エンジンです。
具体的にどのような特徴があるのかを見ていきます。

Unityができること

  • 2D、3Dゲームの開発
  • VR/AR開発
  • 「Unity Script」による拡張機能
自動車、建築、医療業界などで3DグラフィックスやVR・AR技術が必要とされることも多く、ゲーム開発以外でも活用されています。

サポートするプラットフォーム

Unityは非常に多くのプラットフォーム向け開発をサポートしています。

PC

  • Windows
  • Mac
  • Linux

モバイル

  • iOS
  • android

XR

  • ARKit
  • ARCore
  • Microsoft HoloLens
  • Windows Mixed Reality
  • Magic Leap (Lumin)
  • Oculus
  • PlayStation VR

コンシューマー機

  • PS5
  • PS4
  • Xbox One
  • Xbox X|S
  • Nintendo Switch
  • Google Stadia

プログラミング言語を使わない開発も可能

初心者の方には困難なプログラミング言語を学ばなくとも、簡単にゲーム開発を行うことができます。
本格的な開発現場においても、試験動作を確認しやすいエンジンであることが強みとなります。

プラン別の価格、特徴

Unityは、主に下記の契約プランがあります。

① Unity Student / UNITY PERSONAL

Unityを体験してみたい初心者や学生向けプランです。
プロが業務で利用しているツールやワークフローについて学ぶことが可能です。

Unity Student / UNITY PERSONAL
学生・個人向けプラン(無料)

② UnityPro

ゲーム開発で収益化を目指す個人、チーム制作向けのプロツールです。
月額24,400円または年間267,960円で契約することができます。

UnityPro
個人、チーム開発向けプロツール(267,960円/年)

③ Unity Industry

​​​​​​大規模チームや企業向けのプランです。
任意の産業の任意のプラットフォームで、リアルタイム 3D エクスペリエンスの作成、展開、拡張を行うことができます。

こちらは月額59,400円または年額653,400円で契約することができます。

Unity Industry
大規模チーム、企業向けプロツール(653,400円/年)

④ Unity Enterprise

こちらはチームの規模に関係なく、エキスパートによるサポートとスケール可能な制作ツールを使用して、複雑なリアルタイム 3D プロジェクトを管理できます。

プラン料金は公開されていないので、詳細は公式に直接お問い合わせください。

UNITY ENTERPRISE
要問い合わせ

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Machi
ライター

Machi

個人で始めたコンテンツ作成経験により得た知見をもとに転身し、現在はWEBライターを専門に行なっています。YouTube動画の投稿で多くの再生数を得た経験から動画編集チームを結成、その頃より個人・法人問わずにコンテンツ作成を長く行なってきました。ゲームも好きで、30年近くにわたりジャンル問わず数百本はプレイしてきました。

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