MMORPGの衝撃からメタバースへ monoAI technology株式会社の取り組みと挑戦

MMORPGの衝撃からメタバースへ monoAI technology株式会社の取り組みと挑戦

MMORPGの衝撃からメタバースへ monoAI technology株式会社の取り組みと挑戦

monoAI technology株式会社(モノアイテクノロジー)は、メタバースプラットフォーム「XR CLOUD」を中心に展開を行っています。

今回はこのmonoAI technology株式会社のメタバース事業の内容や今後の展望について、代表取締役社長 本城 嘉太郎様にインタビューを行いました。

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  1. 1MMORPGの体験から事業へ
  2. 2monoAIのメタバース事業
  3. 2.1メタバースサービス
  4. 2.2イベントサービス
  5. 2.3子会社で周辺サービスを提供
  6. 2.4XR CLOUDでメタバースのハードルを低く
  7. 2.5サービスの利用メリット
  8. 3monoAIのサービス導入事例
  9. 3.1XR CLOUDのOEMサービス導入の利便性
  10. 3.2NEOKET
  11. 3.3デジタル甲子園
  12. 3.4その他の導入事例
  13. 4今後のmonoAIの挑戦
  14. 4.1XRによるDX
  15. 4.2地方創生や福祉貢献にメタバースを活用
  16. 5monoAI technology
  17. 6代表取締役社長 本城嘉太郎

その他の導入事例

本城「ほかにイベントサービスの事例では、模擬裁判があります。これは、実際に裁判官や被告として裁判が体験できるというものです。」

本城「あとはメディカルバースという医療業界特化型のものは、有名な大手製薬会社さんや大学などでお使いいただいています。」

今後のmonoAIの挑戦

出典: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13447/93/13447-93-6323688c983e0c81e4462c112c6e9928-655x369.png?format=jpeg&auto=webp&quality=85&width=1950&height=1350&fit=bounds

――幅広くメタバース事業に挑戦されていらっしゃるとのことですが、今後想定している事業展開について教えていただけますか?

XRによるDX

本城「現実世界と仮想世界を同時に扱うようなデバイスが普及してくれていますので、そちらを企業に導入していただいて業務効率を改善するなどといった『XRによるDX』を手がけていきたいと考えています。」

本城「メタバース空間の中だと、UI/UXの面でも非常に臨場感を持ってわかりやすくDXを推進できると考えています。」

――メタバース以外の分野などへの事業展開は考えていますでしょうか?

本城「基本的にはXRジャンルに特化していくスタイルをとっていますが、それ以外の分野に関してあえて言うなら、AI技術は積極的に取り入れていこうと考えています。」

本城「例えばXRとAIの融合だと、今まで展示会などでバーチャルヒューマンを置いていましたが、これにはGPT-4が搭載されていまして、質問したことに対して賢くしっかりとしたレスポンスを返してくれます。」

本城「AR技術により、スマートフォンをかざすと目の前に本当に人が立っているかのように見せるといった、リアルとバーチャルの融合は可能です。さらにそこにGPT-4を搭載することで、リアルとバーチャルの異なる空間を通してのコミュニケーションも可能になります。」

出典: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13447/136/13447-136-5606545dfbf554368963ed3e177d9d6d-1920x1280.png?format=jpeg&auto=webp&quality=85%2C65&width=1950&height=1350&fit=bounds

地方創生や福祉貢献にメタバースを活用

――メタバース事業によって実現したいことを教えていただいても宜しいでしょうか?

本城「私の原点であるMMORPGの仮想空間の中では、世界中の人と一緒に冒険したり、仲間になったり、そこで結婚する人も見てきました。」

本城「そういった経験を通して、必ず現実と同じぐらいの価値をバーチャル空間にも持ち出すことができるだろうという確信が昔からありました。それが実現した世界を見てみたいという思いが一番強いです。」

本城「バーチャル空間では地方に住んでいる人が様々なイベントに自由に参加できるだけでなく、病気などで外出が難しい人にとっても他者と交流できたりするという利点があります。」

本城「そういった面で、メタバースは地方創生や社会福祉的にも非常に価値が高いのではないのかと考えています。私たちはそのような世界の実現を推進していきます。」

――メタバースは、社会全体で見た時にどのように発展していくと考えますか?

本城「将来的に社会インフラになっていくのではないかと感じています。例えばスマートフォンそのものがARグラスになっていき、全てのアプリケーションがメタバース化、ないしはXR上で操作できるようになると思います。」

本城「今やスマートフォンのない生活は想像できませんが、将来はそれと同じようにXRのメタバースが社会に浸透し、皆さんの生活が激変するのではないかと思っています。」

――デバイス、特にスマートフォンは急激に進化していますので、実現する日は近いのではないかと思います。
――本日はありがとうございました。

monoAI technology

monoAI technologyは、「先進技術で、エンタメと社会の未来を創造する。」をミッションとし、
通信ミドルウェア事業やXRソリューション基盤の開発、AIを用いたソフトウエア品質保証サービスの開発等で培った
最先端技術を生かして、数万人規模で同時接続のできるメタバースプラットフォーム『XR CLOUD』を開発・運営しています。
 

代表取締役社長 本城嘉太郎

1978年神戸生まれ。ゲーマーだった19歳の時、世界初の本格MMORPG「ウルティマオンライン」に出会って強い衝撃を受け、将来ネットワークゲームを作ることを決意。

サーバエンジニア、大手コンシューマゲーム開発会社を経て、2005年にmonoAIを創業。ゲームの開発を行いつつ、まだ日本でネットワークゲームを作る文化がなかった頃からネットワークゲーム開発の研究開発に着手。

その成果を元に、2013年からモノビットリアルタイム通信エンジンの販売を開始。2018年に本社を東京から地元神戸に移転。2020年に大規模仮想空間基盤『XR CLOUD』をリリース。

2022年にメタバース企業として、日本初の東証グロース市場への上場を果たす。

TocinHash
ライター

TocinHash

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