【UEチャレンジ企画】Unreal Engine100日チャレンジ開始!最初の一歩
初学者がUnreal Engineでゲーム制作に100日取り組んで、どこまでガチになれるのかという企画!今回は初回の記事となります。
ダウンロードからさっそく最初の壁にぶち当たる筆者。最初のゲーム作成までを記事にしました。
100日チャレンジに挑戦!
この度、Unreal Engine100日チャレンジに立候補した、Neruといいます。
この企画は、Unreal Engineの初学者である自分が、100日でどれだけのものを作れるのかというチャレンジ企画になっています。
自分は普段Gamemoでライターをしている者で、プログラミングの知識はほとんどありません。以前からゲーム制作に興味はありましたが、エンターブレイン様から発売された、「RPGツクールVX」というソフトを触ったくらいで、アクションゲームに本気で取り組んだ経験はありません。
その「RPGツクールVX」で作ったゲームも、結局完成させることはできず、公開はできませんでした……。ゲーム制作ソフトを入手しても、結局完成させる人は限られていると聞いたことがありますが、自分もそうしたうちの一人でした。少し苦い記憶として、頭に残っています。
そんな中、今回の企画にお声がけいただき、過去挫折した経験を企画につなげるいいチャンスだと思い、挑戦させていただくことになりました。以後よろしくお願いします。
Unreal Engineとは?
Unreal Engineとは何かを知りたい方は、以下の記事で詳細を知ることができます。
簡単に言えば、Unreal Engineはゲームを制作できるソフトです。大きな収益を上げない限りは無料で使うことができる手軽さがありながら、高性能であることが特徴です。「Fortnite」や「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」など、名だたるゲームの中にも、アンリアルエンジンで制作されているものがあります。
こちらのソフトを使い、100日間でどこまでのクオリティのゲームを作れるのかが、今回のチャレンジになります。
さっそくインストール開始!
まずは、インストールから開始します!
Unreal Engineをインストールするには、以下のページから「Epic Games Launcher」をダウンロードします。
https://www.unrealengine.com/ja/download
このソフトは、Unreal Engineの供給元であるEpic Games社のアプリケーションです。Unreal Engineのダウンロードには、まずこのアプリをダウンロードしなければなりません。また、このアプリではEpic Games Storeからソフトを購入したり、購入したゲームをプレイしたりすることもできます。
ダウンロードできたら、Epic Gamesアカウントを作成して、Unreal Engineの最新バージョンをダウンロードできます。私がダウンロードしたバージョンは、Unreal Engine5.3.2でした。ストレージの容量は60.4 GBと大きなサイズになっているため、事前に余裕があるか確認することが必要です。
ダウンロードをする前に、以下のページで推奨ハードウェアを確認しておきます。高機能なソフトであるだけに、推奨されるスペックも標準程度は求められます。自分のPCがスペックを満たしていることを確認し、ダウンロードを開始しました。
ダウンロードには1時間ほどの時間がかかりました。しかし、ダウンロードまでは思ったよりもスムーズにいけた印象です。ランチャーへのログインもGoogleアカウントで行うことができ、面倒な設定を行う必要がありません。ゲームエンジンに触れるまでのハードルは、可能な限り下げられている印象です。
さっそくアンリアルエンジンを開く!
ダウンロードが完了したので、ワクワク感を胸に、さっそくUnreal Engineを起動しました!
しかしさっそくですが、最初の壁に当たりました。どのプロジェクトを選ぶべきか、わからないのです。
Unreal Engineでは、一言でゲーム制作といっても、一人称3Dゲームや、三人称3Dゲーム、VRなど、様々な種類のプロジェクトがあります。付け加えるなら、Unreal Engineはゲーム制作以外でも、シミュレーションや設計に使うことができ、用途の幅が広いのです。その幅の広さから、最初は何をすべきか迷いました。
とりあえず、当たり前ですが、作りたいゲームを決めなければいけません。迷った末に、「スーパーマリオ」シリーズのような、2D横スクロールアクションを制作することに決定しました。
調べたところ、Unreal Engineは2Dをそれほど得意としているわけではありませんが、作れないことはないとのこと。2Dアクションは3Dアクションほど複雑ではないのではないかと思い、この形式を選びました。
YouTubeでチュートリアルを探す
さっそくYouTube上で、Unreal Engineでの2Dアクションのチュートリアルを探しました。ありがたいことに、YouTube上では多くの開発者が無料でチュートリアルを上げてくれています。比較検討した結果、「UE5 2Dとか」(@OY-games)という、とても丁寧に解説してくださっているチャンネルを発見したので、こちらのチャンネルを参考にゲームを作り始めました。
慣れない用語に悪戦苦闘しながら、指示通りに画面を操作します。ゲーム制作は、専門用語と、細かい設定との闘いだと思いました。スプライト、ブループリント、ミップマップなど、聞きなれない単語が大量にあります。また、各項目ごとに設定できる要素も膨大で、何をいじったらどうなるのかがわかりません。
下手にいじったら予想外のことが起こりそうで、怖さを感じながら、操作を進め……結果、うまくチュートリアル通りのゲームを作成できました!すべてチュートリアル通りに操作したとはいえ、設定したキャラクターが思い通り歩き、ジャンプする様には感動を覚えました。
そこから、チュートリアルを参考にしながら、ジャンプでブロックを昇っていくゲームを自分で作成。これもうまく作成でき、チュートリアルから一歩進んで、ちょっとした応用もできました。簡単なものではありましたが、自分の意図通りのゲームが作れた時には、独得の達成感があります。
次の目標
ゲームは作成できましたが、チュートリアルで紹介された用語や概念は、まだ全く理解できていませんし、設定することも多くあり、どうすればうまくゲームの形になるのかは、理解しきれていません。自分で一から制作するには程遠い状況です。
チュートリアルでは、今までの工程を、動画を見ずに再現するよう助言がありました。そのうえで、わからないことやつまずいたことをメモして、疑問点を解消することで、理解が深まるということです。
この助言には納得しかなかったので、チュートリアルの工程を自分で再現することを次の目標としました。また、私自身は、わからない言葉がたくさんあるときは、言葉の定義をしっかりと抑えることが大事だと考えています。なので、チュートリアル中に遭遇した聞きなれない単語をしっかり調べていくことも、次の目標としました。
まとめ
Unreal Engineをダウンロードして、初めてゲームを制作しました。
アクションゲームの製作は難しいイメージがありましたが、触り始めて2日3日で、ちょっとした応用を作るところまでいけました!良いチュートリアルを参考にさせていただいたこともあり、キャラクターを思ったよりも早く動かすことができました。
ただ、まだわからないことも多くあり、やはりゲーム制作は一筋縄ではいかないな、というのが正直な感想です。
それでも、前向きな姿勢で学んでいければと思っています。読んでくださっている方々にも、苦労した点やつまずいた点、そしてそれをどう乗り越えたかを共有いたしますので、参考にしていただければ嬉しいです。
公式サイト(https://tkool.jp/products/rpgvx/index/index.html)より引用
当時はフリーゲームの流行もあり、こちらのソフトで制作されたゲームが多く配布されていた。