「写真VS写真」新時代の写真撮影ブロックチェーンゲーム「SNPIT(スナップイット)」とは?|仕組み・始め方を紹介

昨今では「写真」をメインコンテンツとするアプリ「Instagram」や「BeReal.」が人気を博しています。
ブロックチェーンゲーム業界においても同じく、「写真」を使った対戦ゲーム「SNPIT(スナップイット)」の注目度がじわじわと上昇しています。
本記事では、「SNPIT」の仕組みや特徴、始め方を紹介します。
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- 1「SNPIT」とは?
- 2SNPITの仕組み
- 3SNPITのプロジェクト経過
- 4ゲーム内トークノミクス
- 4.1MATIC
- 4.2FREE POINT (FP)
- 4.3SNPIT POINT (STP)
- 4.4SNPIT TOKEN (SNPT)
- 5SNPITの特徴
- 5.1カメラNFTの性能
- 5.2写真の質(解像度)
- 5.3他人の写真を評価
- 5.4無料でもトークンを獲得できる
- 6SNPITの始め方
- 6.11,仮想通貨取引所でMATICを準備
- 6.22,MetaMaskなどの仮想通貨ウォレットを準備
- 6.33,SNPITアプリをインストール
- 6.44,ウォレットとSNPITを連携
- 6.55,NFTマーケットでカメラNFTを購入
- 7まとめ
- 8関連リンク
「SNPIT」とは?
「SNPIT(スナップイット)」とは、「Snap to Earn(写真を撮ることでトークンを稼ぐ)」をテーマにしたブロックチェーンゲームアプリです。
ギグワークス株式会社を親会社とする「株式会社GALLUSYS」と「チューリンガム株式会社」が共同開発を行い、「ZEAL NOVA DMCC」がパブリッシングを担っています。
2023年12月7日にiOSとAndroid向けに正式リリースされ、現在もApp StoreやGoogle Playでダウンロードが可能です。
SNPITでは、スマートフォンの内蔵カメラで写真を撮ることによりトークンを取得できます。無料で遊ぶこともできますが、プラットフォーム内で販売されている「カメラNFT」を購入することで、より効率よくトークンを稼ぐことができます。
最大の特徴は、自分が撮った写真と他人が撮った写真で「写真バトル(≒良い写真を決める写真コンテスト)」を行い、勝てばトークンを稼げる仕組みです。第三者(他のアプリユーザー)の投票によってバトルの勝者が決まります。
SNPITの仕組み
SNPITの大まかな仕組みとしては以下の通りです。
SNPITの仕組み
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- ユーザーはマーケットでカメラNFTを購入
- スマートフォンの内臓カメラで撮影(撮影トークン獲得)
- 自分が撮影した写真と他ユーザーの写真で「写真バトル」
- バトル参加者以外のユーザー(以下:「第三者ユーザー」と表現)で投票を行い、対戦相手より先に10票獲得できれば勝者となる(勝利トークン獲得)
※自分が第三者ユーザーとなることもあり、他ユーザーのバトルに投票することでもトークンが獲得できる
SNPITのプロジェクト経過
「SNPIT」プロジェクトが発表されてから、現在に至るまでの経過を以下にまとめました。
ゲーム内トークノミクス
現在SNPITで取り扱われているトークンとしては、以下の4種類があります。
- MATIC
- FREE POINT (FP)
- SNPIT POINT (STP)
- SNPIT TOKEN (SNPT)
MATIC
SNPITにおけるNFTの売買にはPolygonチェーンが用いられています。そのため、カメラNFTを売買する際などにMATICを使う必要があります。
MATICの価格は、2024年4月10日時点で「1MATIC=約135円」となっています。(参考:CoinMarketCap https://coinmarketcap.com/ja/currencies/polygon/)
FREE POINT (FP)
FPは、無料のカメラNFTを使って写真撮影をすることなどで獲得できます。
使用用途としては、無料カメラNFTのレベルアップや、電子マネー(TREMENDOUS、デジタルギフト)との交換などがあります。
SNPIT POINT (STP)
STPには以下3種類の取得方法があります。
・写真を撮影する
・写真バトルで勝利する
・写真バトルにて、第三者ユーザーとして投票した写真が勝者となる
STPの使用用途は多岐にわたり、カメラNFTのレベルアップや、アイテムのミント、以前に写真バトルで負けた写真の再エントリー、以前撮影した写真の品質向上などがあります。
SNPIT TOKEN (SNPT)
SNPTは総発行量が10億に設定されている有限トークンであり、STPと交換するなどの利用方法があります。
以下のXポストにて詳しく解説されています。
📸#SNPIT トークノミクス📸
— SNPIT info|スナップイット情報まとめ (@SNPIT_info) February 27, 2024
\SNPIT TOKEN (SNPT) とは/
☑️独自アプリ内でSTP↔︎SNPTと交換可能
☑️発行総額は10億トークンが上限で、無期限に発行されることはない
☑️仮想AMMで数式に基づいた自動交換(手数料5%)
☑️UXを損なわない公正なリリースが可能 pic.twitter.com/WIT7rO9s6h
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SNPITのオリジナルトークンはいずれも、現時点では取引所に上場していません。しかし、2024年2月27日の公式AMA(プロジェクト運営者が開催するオンラインライブ配信)によると、海外取引所にて2024年4月中のトークン上場が計画されているそうです。
SNPITの特徴
SNPITには、ゲーム性の観点から以下4つの特徴があります。
- カメラNFTの性能
- 写真の質(解像度)
- 他人の写真を評価
- 無料でもトークンを獲得できる
カメラNFTの性能
SNPITのカメラNFTは現実世界のカメラと同じで、カメラごとに異なる性能があります。効率よくトークンを稼ぐためには、カメラNFTの性能理解が必須となります。
設定されている性能は2種類で、「レアリティ」と「ステータス」です。以下にそれぞれを詳しく説明します。
レアリティ
カメラNFTには、それぞれに「レアリティ」が設定されています。
レアリティには、以下5種類があります。
・Common(コモン)
・Uncommon(アンコモン)
・Rare(レア)
・Epic(エピック)
・Legendary(レジェンダリー)
性能は、コモンのカメラNFTが最も低く、下に記述したものほど高くなり、レジェンダリーが最高となっています。性能が高くなればなるほど維持費も高くなりますが、その分トークン獲得効率も跳ね上がります。
ステータス
カメラNFTは、それぞれが以下4種類の「ステータス」を持っています。
Image Quality(画質):撮影する写真の品質に関係するステータスです。数値を上げるほど、写真の画質も向上します。数値が30以上ないと参加できない写真バトルもあるため、重要な数値です。
Efficiency(効率):写真撮影で獲得できるSTPの量に関係するステータスです。数値を上げるほど、写真撮影時の獲得STPも上昇します。
Luck(運):「宝箱」(写真撮影時に一定確率で入手できるアイテム)に関するステータスです。数値を上げることで宝箱のドロップ率やレアリティが上昇します。
Battery(バッテリー):カメラNFTのバッテリーに関係するステータスです。数値を上げると、写真撮影によるカメラNFTのバッテリー消費を減らすことができます。
より効率よくトークンを獲得するためには、いずれのステータスも高いほど有利に働きます。
写真の質(解像度)
写真バトルで勝つために重要となるのが「写真の質」です。SNPITでは、カメラNFTの性能に応じて撮影した写真の解像度が大きく変わります。
下の画像は、左が無料カメラNFTで撮影した写真、右が「Image Quality:45」のカメラNFTで撮影した写真です。
解像度の違いは一目瞭然です。
写真バトルで勝つためには、写真の質を上げる、つまりカメラNFTの性能を向上させることが重要だと分かります。
他人の写真を評価
SNPITには、写真バトルにて、他人の撮った写真に投票することで、他人の写真を評価するという仕組みがあります。
この仕組みのポイントは、自分が第三者ユーザーとして投票した写真が写真バトルで勝てばSTPが貰えるという点です。
つまりSNPITにおいては、良い写真を撮るだけでなく、良い写真を見極める能力も必要になります。
無料でもトークンを獲得できる
SNPITは一般の人に広く普及することを狙って開発されており、ブロックチェーンゲーム初心者への親しみやすさも意識されています。そのため、ゲームを無料で始めることもできる特徴があります。
全ユーザーは、ゲーム開始時に無料カメラNFTを取得できるので、それを使って写真を撮ることでFPを取得できます。
写真バトルに投票することでSTPを獲得することもできます。
引用元:https://lp.snpit.xyz/