ゲーム業界向け 志望動機の作成方法|成功例やNG例、職種別の具体例を紹介
この記事では、ゲーム業界へ入るための志望動機の書き方を解説します。
基本的な作成方法をはじめ、「成功例」や「NG例」、「職種別の具体例」までを網羅的に紹介します。
『ゲーム業界に興味のある全ての方』に役立つ内容になっていますので、ぜひご活用ください。
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- 1ゲーム業界への就職を目指す|志望動機の意義と役割
- 2ゲーム業界への志望動機を作成する際に理解しておくべきこと
- 2.1採用担当者が重視する点
- 2.2形式的な文章にしない
- 2.3志望動機作成に必要な要素
- 3ゲーム業界の志望動機を作成する手順
- 3.1①自己分析|5W1Hを活用
- 3.2②業界・企業研究|トレンドと企業ビジョンを掘り下げる
- 3.3③工夫を交えた志望動機を作成する
- 4職種別|ゲーム業界の志望動機の具体例
- 4.1ゲームプログラマーの志望動機
- 4.2ゲームデザイナーの志望動機
- 4.3グラフィック(CG)デザイナーの志望動機
- 4.4ゲームプランナーの志望動機
- 4.5営業(総合)職の志望動機
- 5ゲーム業界の志望動機として避けるべきNG例
- 5.1NG例①:ゲーム業界や企業に対する理解が不足している
- 5.2NG例②:自己PRが中心になりすぎている
- 5.3NG例③:他応募者との差別化ができていない
- 6まとめ|ゲーム業界の志望動機作成の要点と次のステップ
ゲーム業界への就職を目指す|志望動機の意義と役割
志望動機は、「あなたがその企業で働きたい理由」や、「どのような価値を提供できるか」を採用担当者に伝えるために重要な要素です。
特にゲーム業界では、志望動機が採用判断の鍵を握ることも少なくありません。
ゲーム開発はチームで行うことが多いため、「企業文化への適合性」や「長期的なキャリアビジョン」を確認する材料として、志望動機が重視されます。
また、「業界への情熱」や「志望職種でどのように活躍できるか」を具体的に志望動機で表すことができると、他の候補者と差をつけることができます。
ゲーム業界への志望動機を作成する際に理解しておくべきこと
採用担当者が重視する点
ゲーム業界の採用担当者は、応募者の志望動機を確認するにあたり、以下の点を重視しています。
ゲームへの情熱
ゲーム業界の採用では「ゲームへの情熱」が評価されるケースが多くあります。
単に「ゲームが好き」なだけではなく、「具体的にどのようなゲームが好きか」「なぜそのゲームが魅力的だと思うのか」までを掘り下げて説明しましょう。
技術力と創造力
ゲーム業界は技術とクリエイティブが融合した産業です。
そのため、プログラミングスキルやデザイン力といった専門技術のスキルに加え、新しいアイデアや柔軟な発想力をアピールできる内容を盛り込みましょう。
即戦力としてのポテンシャル
これまでの経験やスキルで企業にどのように貢献できるのかを、具体的に示しましょう。
形式的な文章にしない
志望動機は、具体例を交えて採用担当者の心を動かす内容に仕上げることが重要です。
・「なぜこの業界なのか」
・「なぜこの企業なのか」
を中心に、明確かつ説得力のある志望動機の作成を心がけましょう。
志望動機作成に必要な要素
志望動機は、以下の点を重視しながら組み立てると、効果的なものが作成できます。
自己分析
自分がゲーム業界で何を実現したいのか、また、自分の強みや弱みを、後述の5W1Hを活用し、整理します。
業界研究
ゲーム業界のトレンドを調査します。
企業研究
応募先企業の調査を行い、ミッション・ビジョン・文化などを深く理解します。
職種理解
応募したい職種に求められるスキルや役割を確認し、自分が進みたい方向とマッチしているかを確認します。
客観的に納得できる動機を作成
具体性と論理性が両立された志望動機を考えます。
レビューとブラッシュアップ
完成した志望動機を見直し、簡潔でわかりやすい表現になるよう改善します。
ゲーム業界の志望動機を作成する手順
①自己分析|5W1Hを活用
志望動機を作成するためには、まず「5W1H」(Why, What, Who, When, Where, How)を活用し、自己分析と整理を行いましょう。
- Why(なぜ)
- なぜゲーム業界を志望するのか?
- なぜこの企業を選んだのか?
-
What(何を)
- どのような貢献ができるのか?
- 応募職種でどのような役割を果たせるのか?
-
Who(誰が)
- 自分のスキルや経験をどう活かせるのか?
- 自分の個性はチームにどのような影響を与えるか?
-
When(いつ)
- これまでのキャリアや経験を通じて、どのように準備を進めてきたのか?
-
Where(どこで)
- 具体的に、どこでの体験やエピソードがあるのか?
-
How(どうやって)
- 自分の行動やスキルを、どうやって役立てるのか?
5W1Hで自己分析を行えば、志望理由のコアや、目指したい職種も見えてきます。
厚生労働省の提供する「魅力見える化シート」や、「経験・行動洗い出しシート(5W1H)」を用いると整理がしやすくなるので、ぜひご活用ください。
②業界・企業研究|トレンドと企業ビジョンを掘り下げる
ゲーム業界は、他業界とは異なる文化やトレンドがあります。
志望動機を説得力あるものにするためには、以下のポイントを深く掘り下げて調べることが重要です。
企業の理念とビジョン
応募する企業が目指す方向性や価値観を理解することで、企業への適合性をアピールできます。
たとえば、SEGA社を志望する場合は、「チャレンジをする精神を大切にし、世界中の人々に最高のエンタテインメント体験を届ける」という同社のビジョンに寄り添ったアイデアを、自分の中で具体化しましょう。
業界の最新トレンドを把握する
ゲーム業界の最新技術や市場動向への言及がある志望動機は、現実的で説得力が増します。
たとえば、近年のオンラインプラットフォーム市場が非常に大きいことに着目するならば、その背景を踏まえた「自身のキャリアビジョン」への言及がある志望動機を作成できると良いでしょう。
ゲーム業界のトレンドについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、よければ合わせてご覧ください。
③工夫を交えた志望動機を作成する
エピソードや具体的な経験を交える
志望動機で強い印象を与えるには、自分の体験や実績に基づいた具体例を盛り込むことが鍵になります。
自身のエピソードを活用することで、採用担当者に「行動力」や「成果」が伝わりやすくなり、他の応募者との差別化が図れます。
企業ごとにカスタマイズしたものを作成する
汎用的な志望動機のみを作成するのではなく、応募する企業に合わせてカスタマイズした内容に仕上げることが重要です。
企業ごとの特徴を深掘りし、志望動機に反映させることで、「その企業で働きたい」という熱意がより明確に採用担当者に伝わります。
職種別|ゲーム業界の志望動機の具体例
ここでは、実際に企業の選考を通過した志望動機を見ていきましょう。
職種別に、ポイントと改善点を詳しく解説します。
ゲームプログラマーの志望動機
私が貴社を志望した一番の理由は、「"人"こそが最大の財産」という考え方に感銘を受けたためです。私は幼少期の頃から現在に至るまでゲームを趣味にしているため、就職活動を始めた当初はゲーム業界に興味がありました。一方で、私にはゲーム制作のノウハウがない点とゲーム業界が人気であるという点から早々に諦めの気持ちがありました。そのような状況の中、今年の5月に貴社のインターンシップ説明会が本学で開催され、「大多数が未経験からスタート」という説明やインターンシップ選考に作品提出の必要がない点からゲーム業界に入ることを志すことができました。特に、この5月という早い時期から本学での説明会を行なっている同業他社は存在せず、人材を大切にしている貴社だからこその早期説明会だったと感じています。私が貴社から採用された暁には、この考え方を大切にし、仲間と共に切磋琢磨することで貴社に貢献していきたいと考えています。
ポイント
- 独自性がある:インターンシップ説明会時のエピソードを使用しており、独自性を持たせている。
- 弱点の提示に工夫がある:本来不利となる自身の弱み(未経験であること)を企業の特性に結びつけ、前向きに表現している。
- 企業理念への理解がある:「企業が大切にしている価値」と自身の志望動機をつなげ、説得力を高めている。
- わかりやすい構造:「企業理念への共感→障害提示(未経験であること)→インターンシップ(きっかけ)→貢献意欲」という構造は、結論を明示してから起承転結を行う流れになっているので、内容の理解がしやすい。
- 技術面における強みへの言及がない。
ゲームデザイナーの志望動機
私がゲームデザイナーを志望するようになったきっかけは、友人カードゲームを共同開発したことだ。そこから、簡単なボードゲームに留まらずコンシューマーゲームの企画をしたいと考えるようになった。 また、ゲーム業界の中でも御社を第一に志望する理由は大きく2つある。 1つ目は御社がドラゴンクエストやファイナルファンタジーシリーズを開発しており、RPGに強みを持っていることだ。ゲームデザイナーとしてゲーム制作をしていきたいジャンルとマッチしている。 2つ目に御社が強い自社IPを保持している点だ。自社IPの保持は将来性の面において大変信頼がおける。自分の人生を懸けて働いていく会社を選ぶ際には大変大きな要因となる。
- 個人の経験を基盤としている:カードゲーム開発という具体的かつ理解しやすい個人エピソードを提示している。
- 企業理解:「RPGの強み」や「自社IP」という特徴に着目し、企業と業界理解をアピールできている。
- 熱意がある:人生を懸けて働く決意を示し、熱意を強調できている。
- 経験の具体性が薄い:カードゲーム共同開発の中で得た具体的なスキルや成果(例:工夫した点や成功体験)を詳しく述べると、実績のアピールが増す。
- ゲームデザイナーとしてのビジョンが薄い:入社後、どのような作品を作りたいか、具体的なアイデアや目標を追加すると説得力がさらに高まる。
- 更なる企業理解の提示:企業文化や開発手法にまで言及し、より深い理解を示す。
グラフィック(CG)デザイナーの志望動機
貴社の「創造と貢献」の精神を大切にする理念に深く共感しました。私は学生時代の時間の殆どを美術に費やしてきました。私の「創造」の起源は、幼少期から触れてきたゲームや漫画などエンターテイメントに興味を持っていたことにあります。歳を重ね、美術を学ぶうちに「自分が持つスキルを自身の原点にあるエンターテイメントの分野に活かしてきたい」と考えるようになりました。「新しい価値を創造して、社会に貢献する」という貴社の理念は私が社会に出て行いたいこと、大事にしたいことに結びつくと感じます。また、貴社のゲームはグラフィックが大変美しく、他社IPとのコラボレーション作品では元タイトルの世界観を大切にしながらも違った側面から魅力を最大限引き出す丁寧なグラフィック制作がされていると画面の端々より感じます。貴社のゲームのグラフィック開発では、私が学んできた分野を土台に、貢献していけるのではないかと考え、志望しました。
- 個人の背景:「エンターテイメント」から着想を得て美術スキルや創造性を磨いた過程を説明している。
- 企業への共感:「創造と貢献」という企業理念への共感を強調している。
- 自身のスキルを明示:自分のスキルを企業で活かせる可能性を明確に述べている。
- 経験を追加する:美術の学習で得た具体的なスキルやエピソードを追加することで、説得力がさらに向上する。
- 技術的な視点の補強:CGデザイナーが使用するツールや手法に触れ、自身の適性をさらに具体的に示す。
- 将来の展望:どのようなプロジェクトに携わりたいかを具体的に述べられると、採用後のイメージがより明確になる。
ゲームプランナーの志望動機
人々の人生に影響を与えたいと思い、ゲームプランナーを志望する。「心に残るゲーム」や「夢中になれるゲーム」など、ゲームを表す言葉の冠詞は多くあるが、私は本当の意味で「人生を変えるゲーム」を作りたいと考えている。大学入学当初、コロナ禍で大学に行くことができず、私は友人ができないことを悩んでいた。そんな時、同じオンライン授業を履修していた学生がとあるゲームのグッズを持っていることに気付き、興味本位でそのゲームをプレイした。そのゲームのことは前から知っていたが、雰囲気が苦手だったため敬遠していた。しかし、実際に遊んでみると面白く、今まで触れてきたことがないジャンルだったことも相まって楽しむことができた。その後、ゲームで遊んだ事をその学生に話したところ、話が弾んで仲良くなることができた。また、私はそのゲームに夢中になり、二次創作として小説を書いたりイラストや動画を作ったりするなど、思いがけず新たな趣味を得ることとなった。私はこの経験から、自分も人に影響を与えるものを作りたいと考えるようになった。ただ面白いだけでなく、遊んだ人の人生を変えてしまうほど魅力的な作品を作ることが私の目標である。
- 個人的体験の提示:自身の人生を変えたゲームのエピソードを具体的に語ることで、ゲームへの深い思い入れと志望理由の強さをアピール。
- クリエイティブ能力の強調:二次創作活動(小説、イラスト、動画制作)の経験を通じて、クリエイティブスキルがあることを具体的に示している。
- 目標に具体性と業界理解がある:「人生を変えるゲーム」というテーマに基づき、作品を通じた社会的影響(トレンド)についても言及している。
- スキルへの言及がない:プランナーとして持つスキル(企画力、チーム連携力など)を補足すると、説得力がさらに増す。
- 企業研究の深さの追加:ゲームフリーク社を選んだ理由(企業の特徴や強み)を具体的に述べると、志望動機がより強く伝わる。
- 長期的な展望の明確化:「人生を変えるゲーム」をどのように制作するか、具体的なプランや方法を補足できるとさらに良い。
営業(総合)職の志望動機
ゲーム業界を志望した理由は、小さい頃から親しみのある分野であることはもちろん、コロナ禍の辛い時期にゲームが心の支えとなったからです。悩み事があっても、ゲームの世界に没頭することで気持ちが明るくなり、「また明日から頑張ろう」と前向きな気持ちになることができました。そして、次は誰かに「頑張ろう」のきっかけを届けたいと思うようになりました。その中でも貴社は、業界随一のグローバルネットワークを持っている点や、世界的な人気タイトルが多いこと、私自身が熱中したゲームがあることなどから魅力や将来性を感じ、強く志望しています。常に国内外に感動体験を届ける貴社において、私自身も成長していきたいです。
- 個人のエピソードから熱意が感じられる:自身がゲームから得たポジティブな影響を具体的に説明し、営業職としても感動を届けたいという姿勢を明確に示している。
- 企業理解の深さ:SEGA社の「グローバルネットワーク」や「人気タイトル」といった具体的な強みに触れ、企業研究の深さを示している。
- 成長意欲のアピール:「国内外に感動を届ける」というSEGAの使命に共感しつつ、自身の成長意欲も強調している。
- スキルへの言及がない:営業(総合)職で活かせる具体的なスキル(提案力、チームプレイなど)を補足すると、説得力が高まる。
- 将来の具体的な貢献像:「感動体験を届けたい」という抽象的な目標から一歩踏み込み、営業職としてどのように実現するのかを具体的に述べられると良い。
ゲーム業界の志望動機として避けるべきNG例
ここでは、よく見られる志望動機のNG例を紹介します。
以下、上記の内容を詳細に解説します。
NG例①:ゲーム業界や企業に対する理解が不足している
志望動機を書く際に気をつけるべきポイントは、業界や企業への理解がないと思われてしまわないよう注意することです。
個人的な感情や経験だけに偏るものはNG
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「小さい頃からゲームが大好きで、ゲームを作る仕事に憧れていました。」
-
「貴社のゲームをたくさんプレイしてきたので、自分も関わりたいです。」
上記のように、自分の経験や感情だけを強調し、企業や職種への具体的な理解や共感が薄い場合、採用担当者に「業界研究不足」や「一貫性がない」と見られる可能性があります。
以下のように言い換えられると良いでしょう。
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「学生時代に参加したゲーム開発プロジェクトで得たスキルを活かし、貴社のグローバルな展開に貢献したいと考えています。」
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「貴社の『創造と貢献』の理念に共感し、自身のクリエイティブなスキルを活用したいと思います。」
企業や業界への志望理由が曖昧なものはNG
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「ゲーム業界に興味があるから応募しました。」
-
「どんな業務でも構いません。」
上記のように、企業や業界への志望動機が曖昧だと「その企業である必要性」が伝わらず、説得力に欠きます。
以下のように工夫すると良いでしょう。
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「貴社が展開する〇〇シリーズの〇〇なゲーム性に感銘を受け、自分も〇〇を実現する仕事に携わりたいと考えています。」
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「他社にはない貴社の〇〇(技術、理念)に共感し、自身の〇〇スキルを活かして貢献したいです。」
NG例②:自己PRが中心になりすぎている
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「私はチームでのリーダーシップ経験があります」
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「大学時代に〇〇を達成しました」
上記のように、自己PRだけを述べる動機は情報として不十分です。
企業が重視するのは、「候補者が持つ経験やスキルが、自社のビジョンやプロジェクトにどのように貢献できるか」です。
自己PRを企業貢献に結びつけ、以下のように変換できるとよいでしょう。
-
「自分のリーダーシップ経験を活かして、貴社が推進する〇〇プロジェクトに貢献したいです。」
NG例③:他応募者との差別化ができていない
- 「ゲーム業界で働き、人々の生活を豊かにしたいです。」
上記の志望動機は、一見良さそうに思えますが、ゲーム業界でなければならない要素が含まれていないため、他業界でも通用してしまいます。
以下のように、ゲーム業界特有のビジョンに言及しつつ、なおかつ具体的に言及できると良いでしょう。
- 「オンラインゲームのコミュニティ機能を通じて、ユーザー同士の交流を促進したいです。」
まとめ|ゲーム業界の志望動機作成の要点と次のステップ
ゲーム業界における志望動機の作成は、以下の点を明確にすることが重要です。
- 自己分析をしっかりと行い、自分の経験とスキルを整理する。
- ゲーム業界ならではの要素やトレンドを志望理由に反映させる。
- 企業独自の特徴に着目し、他社との差別化を図る。
また、志望動機が完成したら、内容のさらなるブラッシュアップも兼ねて、以下のステップを進められると良いでしょう。
- 模擬面接で試す:作成した志望動機を元に模擬面接を行い、質問に対する応答力を高める。
- 関連資料の見直し:エントリーシートやポートフォリオと整合性が取れているか確認する。
- 企業の最新情報を収集:志望動機に盛り込んだ企業情報が最新の内容か再確認する。
- 友人やキャリアコンサルタントに意見を求める:第三者の視点で内容を確認してもらい、改善点を見つける。
この記事で解説したプロセスを体系化することで、採用担当者に刺さる内容の志望動機を作成できます。
完成度を高めた志望動機を基に、自信を持って選考へ進みましょう。
引用:https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20231006hitokoto.html