VTuber配信の企画が思いつかない時の対処法一覧 いつもの配信にアクセントを加えよう
「VTuberの配信企画が思いつかない」という悩みを解決するために、季節のイベントを活用した企画一覧やアイデアを紹介します。また、配信にアクセントを加える工夫や、ChatGPTを使ったアイデア出しの方法も解説します。
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VTuberの配信の企画が思いつかない時は? イベント・アクセント・AIを活用しよう
「なかなか企画が思いつかない……」
「配信をしたいけど何をすればいいかわからない」
このように思っているVTuberはたくさんいると思います。
本記事では、配信企画の考え方や、企画の一覧を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
イベントごとの企画例や、配信のアクセントになるもの、生成AIを使ったアイデア出しなどを活用することで、スムーズに配信のネタを考えられるようになるでしょう。
イベントに掛け合わせたVTuber配信の企画例一覧
日常の中には、お正月やバレンタイン、ハロウィン、クリスマスなど、季節ごとのイベントがたくさんあります。
これらをVTuberの配信内容に掛け合わせることで、一つの企画が成り立つでしょう。
以下、イベントごとの企画例を紹介します。
お正月
企画例
- 新年の書き始め・抱負配信
- 福袋開封配信
- 麻雀配信
お正月には書初めや、新年の抱負を伝える企画をすることができます。
一年の初めなので「今年はこういった配信をやりたい」「こんなことを実現したい」と、自分の目標を伝えることで視聴者も応援しやすくなります。
お正月限定の福袋を開封するのも、鉄板の企画です。
どのような商品が出てくるかを実写で映せる環境があれば、ワクワク感を視聴者と共有できるため、コメントでも参加しやすい配信を作れます。
また、麻雀ゲームも新年に始める人が多いコンテンツです。
VTuber大手事務所の「にじさんじ」は、2021年から1月の恒例行事として、箱(事務所全体)で『新春!にじさんじ麻雀杯』を開催しています。
トレンドに乗り、視聴者参加型の麻雀配信を企画として自身の配信に取り入れてみるのも良いでしょう。
人気の麻雀ゲームには多くの場合、説明文が付いているため、麻雀初心者でも『これを出したほうがいい』と分かりやすいように、対象の牌が光って表示されます。
新年に配信のネタとして麻雀を始めるのも、良い機会かもしれません。
バレンタイン・ホワイトデー
企画例
- シチュエーションボイス配信
- バレンタイン・ホワイトデーソング限定歌配信
- シミュレーションゲームでお菓子を作る
バレンタインとホワイトデーは、シチュエーションボイスを配信するのにうってつけのイベントです。
ボイスが得意な人は事前に集めた台本やコメント欄の要望に応えて、セリフ読み配信ができます。
音楽が得意な人はバレンタインソングなどを、配信内で披露する配信するのも良いでしょう。
そのほかにも、料理のシミュレーションゲームでお菓子を作るのもオススメです。
実写ができない人も、ゲームならばお菓子を作ることができます。
ゲームだと物理演算があるため、普通の調理とは違った予想外な動きを楽しめます。
ハロウィン
企画例
- ハロウィン仕様になったゲーム配信
- ホラーゲーム配信
- ハロウィン限定歌配信
ハロウィンは海外発祥のイベントであるため、海外産のゲームはハロウィン仕様にアップデートされることがあります。
これを活用して、そのゲームを友人たちと一緒に遊ぶのも企画として面白いでしょう。
ハロウィンを題材にしたホラー映画が多いため、『ハロウィン=ホラー』というイメージも一般的です。
そこで、『ハロウィンだからホラーゲームをプレイします』といったタイトルでホラーゲーム配信を行うのも、一つの企画として楽しめます。
幽霊調査ゲームの「Phasmophobia」は、ホラゲームの側面もありながら、ハロウィンやホリデーのイベントが開催されているので、イベントごとのホラーゲームとしてオススメです。
ハロウィンにまつわる楽曲も多いので、ゲームが苦手な人はハロウィン楽曲の歌配信をするのも良いでしょう。
クリスマス
企画例
- 複数人でゲームをしてクリスマスパーティ
- クリスマス料理・ケーキ制作配信
- クリスマス歌配信
クリスマスには、VTuber同士でゲームコラボをする方もいます。
たとえば、「Minecraft」や「どうぶつの森」、「マリオパーティ」などは、どれも複数人で楽しめるゲームです。
コラボが難しい場合でも、クリスマス料理やケーキ作りをするVTuberもいます。
キッチンを映して実写で配信をする人もいますが、実写が難しい場合は実況で楽しい雰囲気を伝えましょう。
クリスマスには歌配信も多く行われます。
特別感を出したい場合は、さまざまなVTuberたちと合同で歌枠リレーを行うのも良いでしょう。
歌枠リレーのメリットは、個人の活動が少ない中でもイベントが各参加者分続くところです。
合同イベントとしても比較的やりやすいので、ぜひ検討してみてください。
「いつもの配信+アクセント」で企画にする方法一覧
「イベントごとの企画じゃなくて、毎日の配信の企画が欲しいんだだけどな…」という人は、いつもの配信にアクセントを加えると企画になります。
ここからは、配信で使える素材などのツールや、企画の例を紹介します。
雑談+配信画面素材
季節のイベントの際に「○○雑談」というタイトルで配信をしている人は多いです。
特別何かネタはなくても、イベント用の配信画面素材を使うだけでそれらしく見えます。
下記に素材の配布・購入サイトをまとめたので、参考にしてみてください。
BOOTHでも素材の配布・販売をしている方がいるので、そちらをチェックしてみるのもオススメです。
配信画面用の素材サイト
Vtem
UTAIRO BOX
BOOTH(VTuber素材検索結果)
視聴者参加型企画
配信を見ている視聴者も参加できる企画は、雑談募集やゲーム配信など応用が利くため作りやすい企画の1つです。
雑談では、あらかじめテーマを決めてお題を募集するケースが多いです。
質問箱などのサービスを使って、お悩み相談や言って欲しいセリフの募集もできるので、多方面に活用ができます。
ゲームをテーマにした視聴者参加型企画では、自分のファンだけでなく、そのゲームが好きな人も参加してくれることがあります。
そのため、新しいファンの獲得にも最適です。
主に、対戦ゲームや麻雀など、大人数で遊べるゲーム配信で視聴者参加型企画を行っている印象があります。
視聴者の意見募集に使えるサービス
Peing-質問箱-
マシュマロ
mond
縛りと組み合わせる
ゲーム実況に多い企画の一つとして「縛りプレイ」があります。
これは、自分が考えた制限をゲームのルールに加えてプレイする遊び方です。
通常のプレイよりも難易度が高くなることが多いですが、その分、他のゲーム配信と差別化が図れるのがメリットです。
また、クリアできるかできないかという緊張感が視聴者との一体感を生み出すため、視聴者を集めやすいです。
デメリットとしては、ゲームを最後までクリアするまで挑戦をし続けなくてはなりません。
人と組み合わせる
VTuber同士のコラボのほかにも、リアルの友人を配信に招いて雑談やゲームをするだけでも企画になります。
たとえば「リアルの友人を招いて」にすれば、「裏話が聞けるかも」と期待して視聴者が集まります。
そのほかにも「リアルの母親と○○」といった、親族を配信に招く企画も、視聴者の興味を引きやすく、多くの人が集まりやすい内容になっています。
実際に大手VTuber事務所「ホロライブ」でも、親族を招いた配信をし、視聴者を多く集めました。
「親族は少し気が引ける」という方もいるかもしれません。
その場合はVTuber同士のコラボでも問題ありません。
「仲のいいVTuber仲間と○○」や「○○の共通点がある○○と一緒に」など、タイトルに工夫を加えることで、ユーザーが興味を持ちやすくなります。
VRSNSを使う
VRSNSの「VRChat」や「cluster」では、季節のイベントに合わせたワールド(ユーザー同士がコミュニケーションを取る場)があります。
どちらもデスクトップ版と、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)のQuest版、スマホ版があるので、VR機器がなくても遊ぶことが可能です。
ワールドには、フレンド以外入ることができない設定や、許可なしでは入れない設定も追加できるので、安心して配信に活用することができます。
イベントに合わせたワールド以外にも、ゲームができるワールドもあるので、友人と一緒に行けば盛り上がるでしょう。
VRSNSの操作方法など
「VRChat」の配信設定についての記事(外部メディア「note」)
「cluster」操作方法について(外部メディア「meta land」)
自分の特技・特徴を配信と組み合わせる
個性的な企画を作るには、自分の得意なことや特徴を活かし、企画にうまく組み込むことが大切です。
「○○選手権」と題して、「○○が得意な人」や「他人の目から見て○○な人」をゲストに招き、ディスカッションしてもらうVTuber企画も存在します。
世間ではネガティブと捉えられがちなことも、個性や強みとして活かせる場合があります。
そのため、短所や弱みなどを思い切って配信で共有してみるのも一つの方法です。
さらに、一見配信とは関係のない特技を掛け合わせることで、化学反応を起こすこともあります。
小さなきっかけが、思いがけない大きな企画へ発展する場合もあるのです。
ChatGPTに企画を考えてもらう方法| 初心者にオススメのプロンプトと活用例一覧
どうしても企画のネタがない方には、生成AIを活用したアイデア出しがオススメです。
特に、ChatGPTはGoogleアカウントで使用できるうえ、さまざまなプロンプト(AIへの指示)が有識者によって公開されています。
ここではシンプルで応用の効く「ルールプロント」を活用して、企画のアイデア出しの例を紹介します。
「ルールプロンプト」の使い方
ルールプロンプトは、「タスク指示」と書かれている場所に具体的なタスク(仕事・作業)を入力します。
ここでは「VTuberの配信企画のアイデア出し」と入力しますが、ほかの内容にも応用可能です。
「ルール」にはタスクに必要なルールを入力します。
例では、特技が声の場合を想定し「声を活かした企画」と定めています。
「ルールプロンプト」入力内容
タスクを実行してください。
ただし、ルールには従って下さい。
# タスク
- 【VTuberの配信企画のアイデア出し】
# ルール
- 【声を活かした企画】
プロンプトを元に作られた企画アイデア
以下は、声を活かしたVTuberの配信企画アイデアです:
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1. 声で感情を伝える「エモーションチャレンジ」
・概要: 用意されたシチュエーションに合わせて声だけで感情を表現。視聴者がその感情を当てる企画。
・例: 「悲しい別れ」「大喜びする瞬間」など。
2. 「声の変身ショー」
・概要: 特定のキャラクターや有名人の声真似に挑戦する企画。リクエストを受け付けても面白い。
・視聴者とのインタラクション: コメントで「○○っぽく」とリクエストを募集。
3. 「即興ストーリーテリング」
・概要: 視聴者から単語やテーマを集め、その場で即興で短い物語を声で語る。
・応用: BGMや効果音をつけるとより臨場感がアップ。
4.「声優アフレコチャレンジ」
・概要: アニメや映画の有名なシーンに声を当てるアフレコ企画。
・バリエーション: 無音の映像や視聴者が送った動画を使ってアフレコを行う。
5. 「声のクイズショー」
・概要: 用意された音声(動物の鳴き声、楽器の音、日常の音など)を聞き、どんな音か当てるクイズ形式。
・応用: VTuber自身がその音を声で再現してみる。
6. 「リラクゼーション朗読会」
・概要: リラックスできるような詩や童話を朗読。ASMR要素を取り入れて癒しの時間を提供。
・視聴者との交流: コメントで朗読してほしいリクエストを募集。
7.「歌うまチャレンジ」
・概要: 声を活かしたカラオケ配信で、難しい曲やリクエスト曲に挑戦。
・工夫: 声質に合った独自の歌い方を模索する企画。
8. 「即興ラップバトル」
・概要: コメントで出されたお題に即興ラップで返答する。
・視聴者との交流: コメントで「ラップのお題」をリアルタイムで募集。
9. 「声の演技講座」
・概要: 声優志望者や声を使った表現に興味がある視聴者向けに、声の演技方法を実演。
・応用: プロのような演技に挑戦しながら解説。
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これらのアイデアは、「声」を最大限に活かすための多様なアプローチを含んでいます。特に興味のある企画があれば、さらに詳しくプランを練ることもできます!
問題点を考慮するように文章を入力
アフレコ企画は著作権に引っかかるので、著作権を侵害しないものをもう一度考えてくれる?
再度作られた企画アイデア
確かに、アフレコ企画で既存のアニメや映画のシーンを使用すると著作権に抵触する可能性があります。それを避けるため、以下のアイデアを提案します。
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1. 「オリジナルストーリーアフレコ」
・概要: VTuber自身が作成したオリジナルの短いストーリーやシナリオに声を当てる企画。
・応用: 視聴者から募集したキーワードを使い、その場で即興のストーリーを作成してアフレコ。
2. 「フリー素材アフレコチャレンジ」
・概要: 商用利用可能なフリー動画素材(オープンライセンス)を使用してアフレコを行う。
・活用: 動物の動画や無音の風景動画などに声をつけることでユニークな内容に。
3.「視聴者提供シナリオアフレコ」
・概要: 視聴者からオリジナルのシナリオを募集し、それに声を当てる企画。
・ポイント: リアルタイムでコメントの指示を取り入れるなどの工夫で視聴者参加型に。
4. 「無音ゲーム実況アフレコ」
・概要: ゲームのサウンドをオフにして、自分の声で効果音やキャラクターの声を再現する企画。
・応用: 視聴者から「次のシーンでこう喋って!」というリクエストを受け付ける。
5「オリジナルキャラクターアフレコ」
・概要: VTuber自身や視聴者が考えたオリジナルキャラクターのイラストに声を当てて、その性格や物語を表現。
・視聴者との交流: コメントでキャラクターの性格や特徴を募集。
6 「日常アフレコチャレンジ」
・概要: 日常生活のシンプルな動作(例:コーヒーを入れる、洗濯するなど)に面白い声やセリフをつける。
・工夫: VTuber自身が撮影した短い動画を使用することで完全オリジナルに。
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これらの企画は、著作権のリスクを回避しつつ、創造性を活かせる内容です。どの企画でも、オリジナリティを出すことが可能なので、独自の魅力を存分にアピールできます!
プロンプトを使って企画を考えてみよう
上記のようにChatGPTに企画アイデアを出すように指示すると、さまざまな案を提案してくれます。
例では、声が強みである人を想定してプロンプトを入力しましたが、自分の強みに変換して使えば自分好みの案を出してくれるでしょう。
ChatGPTは対話形式で答えてくれるので、企画の修正が必要な場合も気軽に修正案の提案を指示することが可能です。
そのため、生成AI初心者でも比較的簡単に企画を練ることができます。