Switchのダウンロードを早くする方法はスリープモード?遅い時の対処方法11選!
この記事では、Nintendo Switchのダウンロード速度が遅い場合の原因に触れながら、その対処方法・解決方法を詳しく解説していきます。通信速度・メモリ使用量が与えるダウンロード時間への影響や、スリープモードにするとダウンロードが早くなる理由についてもしっかり説明します。
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- 1Switchのダウンロードが遅い原因は3つ
- 2原因①:通信環境の問題
- 2.1通信速度の確認方法|接続テスト
- 2.2解決方法|Wi-Fiルーターと本体を近づける
- 2.3解決方法|Wi-Fiの接続をSwitchのみにする
- 2.4解決方法|有線での接続にする
- 2.5解決方法|時間帯を変えてダウンロードを行う
- 2.6解決方法|パッケージ版の購入
- 2.7解決方法|Wi-Fiルーターの買い替え
- 2.8解決方法|回線契約を変更する
- 3原因②:Switchのメモリ使用量の問題
- 3.1解決方法|スリープモードにする
- 3.2解決方法|起動しているゲームを終了する
- 3.3解決方法|Switchの再起動
- 4原因③:サーバーのメンテナンスや通信障害が発生している
- 4.1解決方法|公式の情報を確認して、解消を待つ
- 5それでも解決しない場合
- 5.1公式のサポートへ
- 5.2そもそもダウンロードができない
- 6Switchソフトのダウンロードのイライラを解消して楽しくプレイ!
Switchのダウンロードが遅い原因は3つ
Switchのゲームをストアで購入した際や、アップデートが配信された時、さっそくプレイしようと思っても、ダウンロードが遅いとなかなかゲームができずじれったく感じることはありませんか。
Switchソフトのダウンロード時間が長くなる理由・通信速度低下の原因は大きく分けて3つ考えられます。当てはまるものがないかチェックしてみてください。
- 通信環境の問題
- Switchのメモリ使用量の問題
- サーバーのメンテナンスや通信障害が発生している
それぞれの解決方法を説明していきます。
原因①:通信環境の問題
通信環境とは、SwitchとWi-Fiルーターをつないでいる環境です。無線・有線での通信、自宅の通信契約などで通信速度は変わってきます。自分のSwitchの通信がどうなっているのかを理解することが大切です。
通信速度の確認方法|接続テスト
一般的な目安として、通信速度が10Mbps~30Mbps程度出ていれば、快適にネットができるとされており、ダウンロードを快適に行うには100Mbpsが必要と言われています。
通信速度は、以下の方法で接続のスピードテストが可能です。
Switchのホーム画面の中の「設定」
↓
画面上の左側の「インターネット」
↓
「接続テスト」を選択
接続テストの確認画面
「NATタイプ」という項目は、A~Fのアルファベットを目安として、接続の安定性を確認できます。A・Bであれば問題はありませんが、C・Dではやや不安定、Fは問題がある状態です。
通信速度には、「通信速度(ダウンロード)」と「通信速度(アップロード)」がありますが、「通信速度(ダウンロード)」の数字に着目しましょう。
ここの「Mbps」の数字が、Switchでダウンロードをする時の速度です。「Mega bit per second」の略で、1秒間の転送データ量を表しています。
実際にかかる時間の計算
「Mbps」は前述の通り「bit」なので、データ容量で使われる「Byte」とはまた違っており、「1Mbit」はデータ容量に換算すると「125KB」となります。
つまり、「1Mbps」では1秒間に「125KB」のデータをダウンロードできるという事です。
例えば、「1Mbps」で「1GB」のデータをダウンロードする場合は、「1GB=1,024MB=1,048,576KB」なので、これを125で割ると8388.608、つまり約8400秒です。140分、2時間20分ほどかかります。
これが「10GB」のゲームなら、その10倍の1400分、23時間以上の時間がかかってしまう計算になります。それでも、通信速度が「10Mbps」あれば2時間20分、「100Mbps」あれば14分で終わります。
実際にはPing値というまた別の数値や、Switch本体の処理速度によって速度は変わりますが、回線の速度の遅さによってダウンロード時間も遅くなってしまうのはこういった理由です。
解決方法|Wi-Fiルーターと本体を近づける
無線接続では、Wi-Fiルーターとの距離が遠くなるほど電波強度が不安定になってしまい、途中で通信が切断されたり、十分な速度が出ない可能性があります。
Switchの通信を無線で行っている場合は、本体とWi-Fiルーターの距離を物理的に近づけるのがもっとも手っ取り早い電波強度を安定させる方法です。
解決方法|Wi-Fiの接続をSwitchのみにする
Switch以外に他の機器がWi-Fi接続されていると、速度が遅くなる原因になります。パソコンやスマートフォン、他のゲーム機などが接続されていると、それだけで処理が分散してしまいます。
ダウンロードを行う際に、他の機器の電源を止めるなどWi-Fiルーターと接続されている機器がSwitchだけの状況にしてみることも一つの手段です。
解決方法|有線での接続にする
どうしても無線が遅く不安定な場合は、LANケーブルを使用してWi-Fiルーターと有線接続することも選択肢の一つです。有線は無線と比較して、他の機器の影響を受けづらいため回線は安定します。
しかし、Switch本体には有線LANの接続ポートがないため、LANポートがついたType-Cアダプタを別途購入する必要があります。任天堂ライセンス商品のアダプタが発売されていますので、それらを使用すると安心です。
解決方法|時間帯を変えてダウンロードを行う
回線でのデータ通信は、1人だけが利用しているわけではありません。他の家庭や会社などでも使用しています。多くの人が同時に利用している場合はそれだけ混雑してデータ通信が遅くなってしまいます。
そこで、ダウンロードをする時間帯を変更することも手段の一つになります。平日の昼間や、深夜の寝ている間にダウンロードを済ませてしまうというのも有効です。
解決方法|パッケージ版の購入
ゲームソフトのダウンロードに限りますが、パッケージ版を購入することでデータのダウンロードを快適にすることも可能です。パッケージ版ではSDカードからデータを読み込むので、ネットからダウンロードをする必要がありません。
ただし、アップデートの際におこなわれるダウンロードでは、変わらず時間がかかってしまいます。
解決方法|Wi-Fiルーターの買い替え
もしかしたらWi-Fiルーターが古くなり、不具合が発生している場合もあります。一般的に、Wi-Fiルーターの寿命は4年ほどとされているため、通信接続の調子が悪いと感じた時は新しいWi-Fiルーターの購入も検討しましょう。
解決方法|回線契約を変更する
根本的に自宅で使っている通信の回線速度が10Mbpsを大きく下回るものである場合は、インターネット接続の契約を変更するしかありません。ご利用の契約会社へと連絡して契約の変更を申し込むか、他の会社を探す必要があります。
原因②:Switchのメモリ使用量の問題
Switchではバックグラウンドでダウンロードすること、つまりゲームをプレイしながらダウンロードをすることが可能です。しかし、ゲームが起動しているとメモリ使用量はゲームプレイを優先するため、余剰のメモリだけでダウンロードの処理をすることになり、結果的にダウンロード速度は遅くなります。
メモリ使用量とは
混同されてしまうことが多いですが「メモリ使用量」は、「フラッシュメモリのデータ保管容量」とは違い、「メインメモリ」「RAM」という項目です。
SwitchのRAMは4GBとなっています。
これは、同時にどれだけの処理をできるかという仕様・スペックでの性能であり、外部ストレージであるmicroSDカードを買い替えても増えないので注意が必要です。
現在のゲーミングパソコンや最新のスマートフォンからみるとやや劣っているように感じるかもしれませんが、ここを変えることはできません。新型のSwitchや次世代機が発売される際には性能が上がると思われます。
解決方法|スリープモードにする
ダウンロード中にスリープモードにすることで、Switchが使用しているメモリを抑えて機能を集中させると、ダウンロードを素早く終わらせる効果があります。
Switchはスリープモード中でも内部でダウンロードを続けているので、画面に何も映らず動いていないように見えるかもしれませんが、心配しなくても大丈夫です。
また、必然的にSwitchには触らないでいるため、その間に他の事をすることができます。「気がついたら時間がたっていて、ダウンロードが終わっていた」といったように、ストレスフリーなこともおすすめする理由です。
電源ボタンを短く1回押す
Switch本体の左上にある電源ボタンを軽く1回押すと、画面が消えてスリープモードに入ります。
一度押すだけでスリープモードに移行できるので、近くにSwitch本体がある場合におすすめの方法です。