【Web3用語集】パブリックチェーンとは?

【Web3用語集】パブリックチェーンとは?

【Web3用語集】パブリックチェーンとは?

ブロックチェーンの運用方法はパブリックチェーン、プライベートチェーン、コンソーシアム型ブロックチェーンの三種類です。本記事では、その中でも主流となっている「パブリックチェーン」についてご紹介します。

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  1. 1パブリックチェーンとは?
  2. 2そもそもブロックチェーンとは?
  3. 2.1パブリックチェーン
  4. 2.2プライベートチェーン
  5. 2.3コンソーシアム型ブロックチェーン
  6. 3パブリックチェーンの特徴
  7. 3.1誰でも使える
  8. 3.2透明性がある
  9. 3.3一人一人が管理できる
  10. 4パブリックチェーンのメリット・デメリット
  11. 4.1パブリックチェーンのメリット
  12. 4.2パブリックチェーンのデメリット
  13. 5パブリックチェーンが活躍する場面は?
  14. 5.1パブリックチェーン技術|ビットコイン
  15. 5.2パブリックチェーン技術|イーサリアム
  16. 6パブリックチェーンのまとめ
  17. 7パブリックチェーンとは?|関連用語

パブリックチェーンとは?

パブリックチェーンはブロックチェーンの一種です。

多くの場、NFTや仮想通貨等の暗号資産の取引ではパブリックチェーンが使われております。

 

そもそもブロックチェーンとは?

 


ブロックチェーンは「分散型台帳技術」とも呼ばれ、取引の履歴等を暗号化して記録する技術です。

透明性があり、誰でも取引の履歴を確認できることが特徴で、暗号資産の取引で使われます。

ブロックチェーンの特徴
  • 取引の履歴等を暗号化して記録できる
  • だれでも取引の履歴を確認できる透明性がある

ブロックチェーンの基本について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
 

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ブロックチェーンを使ったプラットフォームは管理者・参加の許可・取引履歴閲覧等から以下3種類に分けられます。

パブリックチェーン

管理者・・・なし
参加許可の必要有無・・・なし
取引記録・・・全世界に公開
誰でも参加でき参加者の透明性を保持できます。その代わり利用する母数は不明であり悪意のある人間の判別が困難です。
利用の際に参入しやすいので、多くの人を呼び込むことが必要な場面で適しています。
現在ブロックチェーンが利用されている中で最も多いのはこのパブリックチェーンです。

 

プライベートチェーン

管理者・・単一
参加許可の必要有無・・・あり
取引記録閲覧・・・認められた参加者のみ
パブリックチェーンとは異なり、単一の管理者が存在します。
利用者数を管理側で制限できるため、情報管理に適しているとされています。トーク用アプリケーションで有名なLINEはこのプライベートチェーンを導入しています。

 

LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」
LINEの提供するブロックチェーンサービスについて

コンソーシアム型ブロックチェーン

管理者・・・複数
承認・・・なし
取引記録閲覧・・・認められた参加者のみ
パブリックチェーンとプライベートチェーンの複合型です。管理者が複数おり参加には許可が必要です。
複数の機関で権利を分散しながら管理したい際にマッチする運営方法です。


 

パブリックチェーンの特徴

パブリックチェーンの特徴として以下3つが主に上げられます
誰でも使える
透明性がある
一人一人が管理できる

これら3つの特徴を持つパブリックチェーンは分散型ネットワークと呼ばれており、そのネットワーク形態こそweb3.0の特徴の一つと考えられています。

対して、今のネットワークは、GoogleやAmazonなど幅広い情報を網羅できるネットワーク組織に権利が集中しています。

これは中央集権型と呼ばれるweb2.0の特徴で、プライベートチェーンは近い運用方法です。

 

先述の3つの特徴についてご説明していきますので、web3.0についてより深く理解できるよう現在のweb2.0のインターネットとの違いを考えながら読んでみると、新しいインターネットがどういうものが想像しやすいかもしれません。

 

誰でも使える

パブリックチェーンは誰でも使えますが、この場合の使うは一般的に取引を売買するだけにとどまらず、自分が介在していない他の利用者の取引記録の閲覧も可能というのを指します。

特別な権利やユーザーからの招待がなくとも、暗号資産の口座があれば参加できる開かれた場所であるのが大きな特徴です。

実際に売買をしようとするとその分の暗号資産を購入するリアルマネーの資金は準備しなければいけませんが、場に入ることは誰でも可能となっています。


 

透明性がある

透明性というのは「誰が利用しているのか国籍も性別も判断できないようになっている」ということです。

ネットリテラシーなど指導する場で個人情報は開示しないことが推奨されている中、かなり心強い特徴のように感じます。

一人一人が管理できる

一人一人で多くの取引の記録も管理することが可能です。

「そうなると、一人のもつ記録がハッキングされたら改竄可能なのでは」と思われる方もいそうです。その対策のためにネットでつなげて常時更新されるホットウォレット、個人でUSBなどに入れネットにつなげず保管するコールドウォレットの2種類を持つことが推奨されています。

暗号資産は新しいシステムである以上穴もあり、過去には穴を利用して流出するモナコイン流出事件というものがありました。

しかし、被害を免れた参加者の多くはコールドウォレットを保有していました。

大きな組織が責任やコストを管理・保証するイメージの強い中央集権型と違い、分散型は個人に要求される危機管理意識や責任が中央集権型よりも大きくなります。

もし参加を検討される場合、そういった面も認識することが大事です。


 

パブリックチェーンのメリット・デメリット

パブリックチェーンはそれぞれメリットとデメリットがあるのは先の特徴の説明でなんとなく把握いただけたのではないでしょうか。

この項では改めてそれぞれのメリットとデメリットをまとめていきましょう。

 

パブリックチェーンのメリット

パブリックチェーンのメリットはやはり開かれた場であることです。
特徴としてまとめるとこうなります

・個人個人で管理しつつ衆人環視があることで公平性が保たれる
・誰もが参加する権利を持っている

新しい時代らしいメリットです。ではデメリットはどうでしょうか。




 

パブリックチェーンのデメリット

・悪意がある利用者を遮断することができない
・利用者それぞれの管理能力も問われる

パブリックチェーンは大きな管理組織の介在がありませんが、保証してくれることがありません。また開かれた場であり貴賤なく誰でも入れます。

とても自由ですが、ここでの自由というのは個人の責任も大きくなることは覚えておいたほうがよさそうです。

 

パブリックチェーンが活躍する場面は?

パブリックチェーンについてメリットとともに注意するべき点をご紹介しました。その特徴を生かして実際に使われている現場についてご紹介しましょう。
パブリックチェーンは、根幹技術のブロックチェーンを支持している人々によりその力を発揮できる場が作られています。

その中でも有名なのがビットコイン、イーサリアムの2つで、ブロックチェーン技術を利用した暗号資産の中でも最も有名といえるでしょう。

それぞれ2つの違いについてご紹介します。


 

パブリックチェーン技術|ビットコイン

ブロックチェーン技術はビットコインを制作する過程で生まれたとされています。
 

ビットコインとブロックチェーンの関係
GMOコインの公式サイトによる説明

話題にもなりやすいビットコインは実際に決済で利用できるようになり、国内通貨としてエルサルバドルという国で使われるようにもなっています。


ビットコインを含めた暗号資産取引所ではPoW(プルーフ・オブ・ワーク)というユーザー全員に取引記録の正誤の確認をさせる取引の認証方法が使われています。

取引に間違いがないか調べるために膨大な計算とそれに見合った機材設備が必要ですが、それを行うのはマイナーと呼ばれるユーザーで、一つの職業として成立しています。


 

GAMEMOではPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を詳しく紹介した記事も公開しています。
 

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パブリックチェーンのまとめ

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