NFTアート『MEGAMI』とは?|NFTの始め方
『MEGAMI』とは、イラストレーターのさいとうなおき氏がアートワークを手掛ける国産NFTプロジェクトです。
最大10,000点のNFTが発行される予定で、セールではうち9,550点を販売・完売いたしました。
本記事では、そんな『MEGAMI』の魅力を解説していきたいと思います!
NFTアート『MEGAMI』の特徴とは?
鮮やかな色彩と、表情豊かで様々な属性を持った女の子キャラクターが印象的なNFTアート『MEGAMI』。
2022年7月に販売開始したところ、すべての作品が速攻完売。
国内NFTの中でもトップの人気を誇るプロジェクトです。
なぜ『MEGAMI』がここまでの注目を浴びているのか、『MEGAMI』の魅力とは何か、本記事で徹底解説していきます!
特徴①|有名イラストレーターが手掛ける
『MEGAMI』のメインアーティストであるさいとうなおき氏は、過去『ポケモンカード』、『ウマ娘 プリティーダービー』等、人気コンテンツのイラスト制作を手掛けるイラストレーターです。
記事執筆時点(2022年11月)でフォロワー数は42.6万人の有名絵師です。
『MEGAMI』はそんなさいとう氏がメインアーティストのプロジェクトで、数十枚のイラストからパーツを分解し、プログラムによってそのパーツを組み合わせることにより、1万枚にも及ぶ大量のNFTアートを自動生成しています。
特徴②|SNSアイコンに最適(PFP)
引用:MEGAMI販売ページより:https://app.megami.io/
使用したMEGAMIの画像:#5452・#581
PFPとは「Profile pictures」の略語であり、SNSのプロフィールアイコンに設定されるNFTアートを指します。
PFPを設定することにより、「自分はこのNFTの所有者である」ということを周囲にアピールする効果が生まれます。
『MEGAMI』に描かれるキャッチ―で可愛らしい女の子キャラクターは、小さいアイコンであっても強烈なインパクトを与え、人々の目を引きます。
また、どれひとつとして同じ『MEGAMI』は存在しないため、所有している『MEGAMI』をプロフィールに設定することで自分の個性も主張できるのです。
誰のためでもない、あなただけのMEGAMI(女神)。あなた自身のために選んでください。
あなたが選んだMEGAMI(女神)は、あなたに力を与えてくれるでしょう。かけがえのない唯一の存在です。
なぜなら、MEGAMIは運任せのランダムなものではないからです。自分で作品を選ばなければならないからです。
特徴③|商用利用ができる
『MEGAMI』の最大の特徴として挙げられるのは、所有しているNFTの商用利用が認められているという点です。
通常、NFTアートは、購入して手に入るのは保有する権利のみであり、その作品を商用利用することは一般的に認められていません。
しかし『MEGAMI』は、一定の条件下でNFTの所有者がそのアート作品を使って利益を得ることを許可しています。
自分が所有した『MEGAMI』をグッズにしたり、自分の創作物に『MEGAMI』のキャラクターを登場させたりできるのです。
あなたが保有するNFTについては、以下のことが自由に行えます。
- あらゆる媒体でのコピーまたは共有 (*1)
- 累計収益が500万ドルに到達するまでの、商用目的または非商用目的での二次創作物の作成、リミックス、または改変 (*2)
*1 MEGAMIへの適切なクレジットの記載が必要です
*2 商用目的、非商用目的、いずれの場合も、オリジナルのアートワークを素材としてそのまま利用することが可能です
さらに、この商用利用は、NFTを保有していない人でも行えます。
保有者に比べて多少制限はありますが、『MEGAMI』キャラクターの二次創作は許可されており、NFTに触れたことがない人でも『MEGAMI』の世界を味わうことができます。
このコレクションに含まれるすべてのNFTについて、あなたは自由に以下の内容を行うことができます
- あらゆる媒体でのコピーまたは共有 (*1)
- 累計収益が200万ドルに到達するまでの、商用目的または非商用目的での二次創作物の作成 (*2)
*1 MEGAMIへの適切なクレジットの記載が必要です
*2 商用目的、非商用目的、いずれの場合も、NFTの非保有者はオリジナルのアートワークをそのまま、もしくは素材として利用することは認められません。つまり、オリジナルのアートワークを素材として利用できるのはNFT保有者のみとなります
NFT保有者と非保有者の商用利用規約の違いは、以下の通りです。
NFTホルダー | NFT非ホルダー | |
二次創作 | ○ | ○ |
商用利用 | ○(収益500万ドルまで) | ○(収益200万ドルまで) |
オリジナル状態のアートワークを利用した商用利用 | ○ | × |
アートとしての『MEGAMI』の魅力とは?
『MEGAMI』はアート作品としても非常に魅力的です。
この記事を執筆している私は根っからのイラスト・デザインが大好きな人間で、自分で同人誌を発行したりするくらい、イラストが大好きです。
そんな私から見て、『MEGAMI』がアート作品として人気を博した理由のひとつは「日本人には受け入れやすく、海外のトレンドの波に乗っているため」だと感じました。
引用:MEGAMI販売ページより:https://app.megami.io/
使用したMEGAMIの画像:#1・#2001・#8792・#4464
↓ ↓ MEGAMIの販売ページはこちら ↓ ↓
日本のアニメ・マンガ風のタッチイラスト、いわゆる『萌えイラスト』と呼ばれる画風は、現在海外でも広く浸透しています。
元々海外で多く見られるキャラクターイラストは、アメコミ等の影響が強い、『リアル調』のものがほとんどでした。
しかしここ最近日本のサブカルチャーコンテンツが輸出されるようになると、日本の『萌え風』タッチのイラストを描く海外イラストレーターも増えてきました。
引用:MEGAMI販売ページより:https://app.megami.io/
使用したMEGAMIの画像:#5488・#696・#2022・#2852
また、NFTアート全般の特徴である「世界で一つだけの作品」というコンセプトも『MEGAMI』の魅力を引き上げています。
自分のもうひとつの姿(アバター)を表すものとして、一人ひとりが個性を持つ『MEGAMI』たちは存在してくれます。
インターネットの世界で自分自身の代わりとしていてくれるアイコンとして、『MEGAMI』は人々の気持ちを惹きつけるのでしょう。
「MEGAMIX」とは?|『MEGAMI』のポリシー
『MEGAMI』プロジェクトには「MEGAMIX」と呼ばれる3つのポリシーがあります。
MEGAMIX
- クリエイターアライアンス
- MEGAMIスタンダードワークス
- metaMEGAMI
順に解説していきます。
クリエイターアライアンス
「クリエイターアライアンス」とは、直訳すると「創作者の同盟」という意味です。
『MEGAMI』では、NFTの販売で得た一部の報酬を次の制作活動に運用したりしています。
かねてよりプロイラストレーターとして「クリエイターへ正当な報酬と裁量が与えられるべき」と主張し続けてきたさいとう氏の意思に沿ったものと言えるでしょう。
クリエイターには正当な対価を、また『MEGAMI』を所有してくれたホルダーに対してもメリットがもたらされる「ギブ&テイク」な活動といえます。
MEGAMIスタンダードワークス
「MEGAMIスタンダードワークス」とは、簡単に言うと「多くの人と協力して『MEGAMI』というコンテンツを発展させていこう!」という取り組みです。
これまでのNFTアートは、「売買しあう対象」というイメージが強く、作品そのものが『NFTアート』という枠組みから発展する現象はあまり多くありませんでした。
しかし『MEGAMI』はその枠組みからさらに飛び出し、マンガ・イラスト・ゲーム・アニメといったさまざまな媒体で活躍する未来を思い描いています。
『特徴③|商用利用ができる』の項でも述べたように、NFTの所有者であれば、そのデザインを使用した商用利用がほぼ全面的に認められています。
つまり、『MEGAMI』のNFTホルダー=『MEGAMI』におけるクリエイターになれるといっても過言ではないでしょう。
メタMEGAMI
「MEGAMIX」において、一番インパクトがある考えがこの「metaMEGAMI」です。
『MEGAMI』のNFTホルダーに商用利用が認められているのは先ほども触れましたが、一方でNFTを所有していない「ファン」にも、二次創作の権利が与えられていることに注目しなくてはいけません。
Twitterにて「#megamiathome」のタグを検索すると、『MEGAMI』のキャラクターたちのファンアートが数多く見られます。
このようなファンアート・二次創作を非ホルダーが商用利用することも(所有者よりも制限はありますが)認められており、
「所有者とクリエイター」のつながりが強いNFTアートの世界において、新たに「ファン」という存在を取り込み、より『MEGAMI』の発展に繋げようとする取り組みと言えるでしょう。
『MEGAMI』の購入方法とは?
ここまで『MEGAMI』の特徴とその魅力を存分にお伝えしてきました。それでは、実際に『MEGAMI』を購入するにはどうすればよいのでしょうか?
ここからは『MEGAMI』の購入方法をお伝えしていきます。
『MEGAMI』は世界最大級のNFTマーケットプレイス『Opensea』にて二次販売されています。
Opensea内の『MEGAMI』プロジェクトページにて、お好きな『MEGAMI』NFTアートを選びます。
あとは「Add to Cart」を選択し、ブロックチェーンのトランザクションが完了したら、購入は完了です。
『MEGAMI』の購入のために必要なものとは?
Openseaで『MEGAMI』を購入する前に、暗号資産取引所で仮想通貨を手に入れ、ウォレットと接続する必要があります。
暗号資産取引所(仮想通貨)
暗号資産取引所とは、現実の通貨を仮想通貨(イーサリアム)に変換する場所のことです。
Coincheck(コインチェック)、bitFlyer(ビットフライヤー)、LINE BITMAX(ライン ビットマックス)など、様々な暗号資産取引所があるため、自分に合った取引所を探し、イーサリアムを入手しましょう。
Coincheck(コインチェック)の登録方法については、こちらの記事で紹介しています。
ウォレット
ウォレットとは、入手した仮想通貨やNFTを保管しておく、文字通り「お財布」となるシステムです。
代表的なウォレットとして『Meta Mask(メタマスク)』が挙げられます。
『Meta Mask(メタマスク)』の設定方法はこちらの記事で紹介しています。
『MEGAMI』の魅力とは?|まとめ
ここまで『MEGAMI』についての情報をたっぷりお伝えしていきましたが、いかがだったでしょうか?
著者自身もさいとうなおき氏のことは以前より存じており、YouTubeや商業作品での活躍は見ていましたが、
NFTの分野において、クリエイターとしてここまでの挑戦をしていると知り、陰ながら応援していきたいと思いました。
今後の『MEGAMI』プロジェクトからは目が離せませんね!ぜひあなたも『MEGAMI』の世界観を味わってみてください!
注意事項
一連の記載は、一般的な情報提供を目的に作成されたものであります。
暗号資産(仮想通貨やNFT)取引の推奨やアドバイス、勧誘を目的としたものではありません。
暗号資産取引に関する意思決定は、皆様ご自身の判断と責任でお願いいたします。