【Web3用語集】NFTとは？｜分かりやすい動画と書籍まとめ

2022.05.17公開 /2023.11.30更新

最近流行の「メタバース」ですが、それと同時によく話題となっている「NFT」について、その定義や使い方、活用方法などをわかりやすく解説してきた記事のまとめです。より深い理解への参考となるだろう動画や、書籍なども紹介しています。

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NFTとは？｜定義について

NFTという言葉は略称であり、本来の言葉は「非代替性トークン」の英語で以下のようになっています。

NFTとは「Non-Fungible Token」の略です。fungibleは代替可能という意味。つまりNFTは『代替不可能なトークン』ということです。

NFT登場前には、デジタルデータはコピー・複製することにより量産でき、希少価値が有りませんでした。そんなデジタルデータに、唯一無二の価値を持たせたのがNFTです。

これがどうして話題になっているかというと。いままではコピーが容易でアートとしての価値が薄かったデジタル美術の価値が保証されるようになった結果、あらたな市場が形成されるようになったからです。例として下記のようなことが考えられています。

例えばあなたが、デジタルアートを持っているとします。
そして、デジタルアートに紐づくNFTを発行すると、あなたが保有している唯一無二のデジタルアートであることが証明できるようになります。そのためNFTと紐づけられたアート作品は「NFTアート」と総称されています。

デジタル画像や、音声データ、動画ファイル、3Dの作品などはデータでできているので、現実の絵画や美術品と比べるとコピーが用意です。NFTによって、コピーをされても、それが複製品であるということが判断できるようにになったため、アートとしての権利が守りやすくなりました。だれにでもコピーができるため希少性が薄かったデータの美術が、コピー・複製ではないという証明ができるようになります。

しかし、あくまでもお金を出して買ったということが証明・主張できるようになっただけであり、複製の禁止や著作権の買取などではないことは注意が必要です。