【Web3インタビュー】『お金』というパワーで変わる現実 名もなきヒーロー達のWeb3エンタメ体験 (JobTribes『エンジョイ勢の生存戦略』様)
Web3時代のゲーム「ブロックチェーンゲーム」は、強固なコミュニティを形成するのが特徴の一つであると言えます。
Discordサーバーに集うゲームプレイヤーたちは、ゲームの情報を交換し合い、時には同じゲームを楽しむ仲間として雑談し、時にはNFTの貸し借りをする関係も生まれます。
「ゲームギルド」と呼ばれるゲームのNFTの貸し借りを仲介するような団体も誕生するほど、ブロックチェーンゲームとコミュニティは重要な関係性があります。
一方で「Web2時代のゲーム、ソーシャルゲームも、ゲームの中にコミュニティ機能があるし、ゲームの外でもDiscord等を通じて熱烈なファンがいる。Web2時代から、変わらずコミュニティはあった」という考えもあります。
しかしながら、Web3ゲームはWeb2ゲームには無かった「実生活に関わるお金が手に入る」という要素を持っており、これがWeb2ゲームのコミュニティとの大きな差別化ポイントとなります。
今回は『エンジョイ勢の生存戦略』という、初心者向けのオープンコミュニティを運営する『JobTribes』のプレイヤーの皆様にお話を伺い、そこに見いだされたモチベーションについて執筆させていただきました。
コンテンツ [表示]
- 1『エンジョイ勢の生存戦略』の皆様
- 1.1じゅんさん (@D610_jazzmaster)
- 1.2あひるさん (@ahiruirii)
- 1.3Akaruiさん (@akarui_2020)
- 1.4ナガヤンさん (@mountlong_bcg)
- 2ブロックチェーンゲーム『JobTribes』とは?
- 2.1ポイント①|Play to Earn=現実世界のお金が稼げる
- 2.2ポイント②|スカラーシップ制度=NFTを借りることができる
- 3JobTribesの話ができるオープンな場
- 4海外の人の「生活」に直結する?!ゲームギルド立ち上げ時の体験
- 5誰かの「現実」を変える力が詰まっている
- 6現実を変える力のあるゲーム『JobTribes』をやってみよう!
『エンジョイ勢の生存戦略』の皆様
じゅんさん (@D610_jazzmaster)
あひるさん (@ahiruirii)
Akaruiさん (@akarui_2020)
ナガヤンさん (@mountlong_bcg)
ブロックチェーンゲーム『JobTribes』とは?
本記事を理解するための前提ポイント
- JobTribesはプレイすることで実際の収入につながる
- NFTを持っているとより多くのゲームポイントが手に入る=もっと稼げる
- NFTの貸し借りのしくみである「スカラーシップ制度」がある
ポイント①|Play to Earn=現実世界のお金が稼げる
ポイント②|スカラーシップ制度=NFTを借りることができる
JobTribesの話ができるオープンな場
ーーー本日はお忙しい中、お時間いただきありがとうございます。
ーーーまずは簡単に『エンジョイ勢の生存戦略』を始められた経緯を教えてください。
じゅん「エンジョイ勢の生存戦略は、2週間に1回ほどTwitterのスペース機能で配信しているのですが、そもそもは『横のつながり』を作りたいなと、何人かの仲間で話していたのが発足のきっかけです。」
じゅん「JobTribesのプレイヤーの大多数は、ゲームギルドに入ったりスカラーになったりして、凄く恵まれた縦の繋がりがあると思います。一方で、ゲームプレイヤー同士のギルドを超えたつながりとか、ギルドに入っていなかったりスカラーでもないプレイヤーの方が、ちょっと『蚊帳の外』になっているような印象もあったので、そういった方が気楽に参加できるような場所を作りたかったんです。」
ナガヤン「エンジョイ勢の生存戦略の原点は、じゅんさん、てけとこさん、僕の3人で始めたTwitterスペースでした。なぜ僕たちがTwitterスペース始めたかというと、ちょうど1月ぐらいに新しい人たちがたくさん入ってきたことがきっかけでした。」
ーーーその時期に様々なブロックチェーンゲームやいわゆる「X to Earn」が日本でより流行りだした影響もあるのかもしれませんね。
ナガヤン「新規参入していただいた理由はどうであれ、皆さん始めたばかりなので右も左も分からない方ばかりでした。そういった人たちが安心して参加できる、楽しい場所を作りたいよねって話をしていたとき、ちょうど同時期に(JobTribesを運営しているDEA社CEOの)山田さんが『Twitterスペース』を活用して情報発信していたのが脳裏に浮かびまして、僕らもそれをやってみよう、と2人に声をかけたところから始まりました。」
ーーー新しい人や初心者の方でも、ざっくばらんに入れるような、オープンなスペースを作りたいっていう思いで始められたんですね。
ナガヤン「そうですね。ポイントとしては『初心者が気軽に質問できる』ということや『そこに行けばJobTribesの話ができる』ということを意識しています。例えば、Web3ゲームではDiscordを使ったコミュニティが主流ですが、一般の方にはまだまだハードルって高いのかなと思っていて、多くの方はLINEやTwitterは使っているけど、Discordをふだん使いしている人はなかなかいません。なので、初心者の方でも入りやすい、Twitterスペースでの発信をしています。」
ーーー発足の経緯のお話を伺っていると「新しくJobTribesに参入した人や、JobTribesの初心者に対するフォロー」に重点を置かれているように思えます。
Akarui「そうですね。JobTribesを運営しているDEA社さんはよく『Web3の水先案内人』を目指しているとおっしゃっていますが、私たちもそれに賛同して。」
Akarui「僕たちとしてはJobTribesやGameFiというもののアテンド・案内人みたいなところを目指していきたいとは考えております。」
Akarui「それこそ、あひるさんとかは『寺子屋あひる』というコミュニティを作って、そちらで今『どうしたらJobTribesを攻略できるか』や『どうやったらギルドに入ることができるか』などの初心者向けの情報共有の場を作っていらっしゃいますし、みんなでWeb3という、何かよく分からない怖いものだと思われているものの、恐怖感を緩和させるためのクッションみたいな感じになっていけたらいいと思っています。」
ーーーなるほど、皆様のお話を聞いていると『自分がゲームで得られる体験をどうするか』というよりも『もっと自分達のプレイしてるこの好きなコンテンツを世に広めたい』という想いで運営されてような気がしております。
海外の人の「生活」に直結する?!ゲームギルド立ち上げ時の体験
ーーー皆さんは『エンジョイ勢の生存戦略』を運営する傍ら、名だたるゲームギルドで過去ご活躍されていた、もしくは現在進行形でご活躍されているかと思います。
ーーーゲームギルドでの活動の中で、印象的だったことなどはありますか?
じゅん「とにかく濃い時間を過ごさせていただきましたし、濃い関係性を築かせていただきました。その中でも印象的だったのは、私の所属しているPokekaru Game Guild(以下PGG)で300~400人近いスカラーさんにNFTを貸す、ということを決めたときです。」
じゅん「スカラーシップ制度で使うNFTって、一枚一枚オーナーさんからお預かりして、スカラーさんにお渡ししていくのですが、これがとにかく大変でした。スカラーに応募してきてくれた人の大多数は、フィリピンを始めとした東南アジアの人でした。そうなってくると、母国語が英語ではなくて、例えばタガログ語の人もいます。」
じゅん「当時NFTを配っていたのは私を含めて3名で、お互いに噛み合わない英語でスカラーさんとコミュニケーションを取り、徹夜をしながら一枚一枚配る…というような体験もありました。」
ーーーそれはなんというか、壮絶な体験ですね…
ーーー結果としてやり切ったのだと思いますが、そんなに大変な活動をされている根源は、どこにあるのでしょうか?
じゅん「使命感、みたいなものが強かったと思っています。」
あひる「私もその時NFTを配っていた一人です。そして、原動力については、まさに使命感だったと思います。」
あひる「伝え聞いた話なのですが、東南アジアの物価って、日本と比べて10倍くらい差があるんですね。」
あひる「なので、スカラーとしてゲームをプレイして得られた稼ぎの価値も、日本と比較して10倍くらい違います。」
あひる「いわば、JobTribesをプレイすることで得られる収入が、スカラーさんの家計に直結しているんです。」
あひる「そうなると、『自分がもうちょっと頑張ればこの方の手助けになるんじゃないか』って思うようになるんですね。」
あひる「1分1秒でも、少しでも早く、みんなにこのNFTを届けたい。」
あひる「私含めたPGGのメンバーはみな、同じ思いだったと思っています。」
じゅん「言語の壁は本当に感じましたけど、その反面心が動かされるようなこともありました。あるスカラーの方がいたのですが、お相手もフィリピンの方で、母国語はタガログ語で、英語もあんまりできなくて、僕も英語がそんなに得意じゃないから、お互い英語ができない。」
じゅん「なので、お互いに翻訳機を使ってやりとりをしているんですが、それでもお互いの英語がうまくかみ合わなくて、なかなかNFTを貸してあげるっていうことができない。10分おきくらいのチャットで話していたんですけれども、3時間ぐらいかけてやっとNFTを配ることができたんですね。」
じゅん「で、本当に時間がかかったので『僕の英語が下手だから、待たせてしまって本当にごめん』って話をしたらですね、スカラーさんからは『いやいや、英語が上手い下手じゃなくて、こうやって、こんな時間を使って対応してくれた、その思いが嬉しかったんだ』という言葉をいただきました。大変でしたけど、普通の人生だったら経験できないことを経験させてもらったと思います。」
ーーーJobTribesは「お金」という要素が付随してくるがために、NFTを配る行為一つとっても多くのエピソードがあるし、ある種の使命感があったのですね。
ーーーなんというか、NFTを借りることができたスカラーさんからしたら、お二人はヒーローのような存在でしょうね。
誰かの「現実」を変える力が詰まっている
2018年にブロックチェーンを活用したエンターテイメントが誕生してから、多くのキーワードが誕生してきました。
「ブロックチェーンゲーム」「Play to Earn」そして「GameFi」などです。
ゲームというエンターテイメントに「お金」が絡むことについて否定的な考えを持つ方もいるなかで、『Web3×ゲーム』の分野は着実に発展してきました。
そのなかで、じゅんさんが所属するPGGを始め、数多くゲームギルドが誕生し、多くのスカラーの生活を支えてきました。
「お金」という要素が絡むことによって、誰かの現実を変えることができる。
今まではエンターテイメントの中だけの存在だった「ゲーム」というものが、Web3の要素が絡むことで誰かの現実を変える「ツール」へと進化しているのです。
そして、この「ゲームでリアルが変わる」体験は、海外でのワンエピソードではありません。
シングルマザー支援や障碍者の就労支援等の現場では、既にブロックチェーンゲームを使って「現実」を変えていくプロジェクトが起こっています。
↓ ↓ シングルマザー協会とLGG(ゲームギルド)の提携について ↓ ↓
↓ ↓ WAVE3社がGameFiを活用した障碍者支援を開始 ↓ ↓
ゲームをプレイすることで、「お金」が手に入り、収入となり、家計を支える。
あるいは、ゲームをプレイすることで、雇用につながる。
そんな、一度聞いても信じられないような時代が、もう目の前に来ているのかもしれません。
「お金」という強力なパワーが働くことで、誰かの現実を変えていき、誰かの人生を変える。
だからこそ、Web3のゲームには、ゲームというエンターテイメントを通じて、誰かの「現実を変える」ヒーローになれる可能性が秘められているのかもしれません。
本記事のまとめ
- JobTribesはプレイすることで「お金」が手に入るゲーム
- 「お金」が絡むゆえに、ゲームで使うNFTを配るのも真剣
- 「お金」が絡むゆえに、多くの人の「現実」を変える可能性がある
後編:『JobTribes』を遊ぶ中で生まれるネットワークとコミュニティについて、お伺いしていきます!
現実を変える力のあるゲーム『JobTribes』をやってみよう!
JobTribes 公式HP:https://jobtribes.playmining.com
プラットフォーム「PlayMining」 公式HP:https://playmining.com/
※ブラウザで動くゲームなので、アプリのダウンロード等は不要です! スマホやPCのブラウザでOK!
Jobtribesエンジョイ勢
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