【まとめ】ゲーム×Web3の重要ワードをざっくり解説!|ブロックチェーン|NFT|ゲーム
「Web3.0はゲームの世界から始まる」と言われるほど、ゲームとWeb3.0は相性が良いです。実際に、ブロックチェーンゲームやNFTゲームといった言葉が生まれ、世間に広まりつつあります。今回の記事では、Web3ワードとゲームの関係性をざっくり説明していきます!
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- 1ゲーム×Web3.0の盛り上がり!|全体像をざっくり解説!
- 2ゲーム×Web3.0とは?|ブロックチェーンゲームの誕生
- 2.1そもそもブロックチェーンとは?
- 2.2仮想通貨(暗号通貨)|ブロックチェーン技術を用いたお金
- 2.3NFT|ブロックチェーンを用いた「本物」の証明
- 2.4NFTと仮想通貨の関係|NFTは仮想通貨で購入されることが多い
- 2.5ブロックチェーンゲームの誕生|ゲーム内データがNFTで価値を持つ
- 3ゲーム×Web3.0とは?|ゲームで「お金を稼ぐ」ことができるようになった
- 4まとめ|ゲーム×Web3の全体像をざっくり図で説明解説!
- 5ゲーム×Web3|GamefiとPlayToEarnの衝撃とは?
ゲーム×Web3.0の盛り上がり!|全体像をざっくり解説!
以前の記事にて「Web3.0」について以下のようにざっくり解説させていただきました。
「Web3.0」とはブロックチェーンなどの新しい技術で
「Web2.0」から進化した分散型のWebを作ろうとする運動である。
※ここだけ聞いても「何のこっちゃ?」ってなるので、詳細は以前の記事をお読みいただきたいです……
というか、以前の記事でも書いていますけど、まだ明確な定義のない単語なので、ざっくりだけ理解していただければ。
そしてこのWeb3.0を解説するいろんな本や色んな賢い人が、ゲームの話を必ずします。
そんな賢い人たちによると、ゲームはWeb3.0の入口であり、
最も大きな変化を受けるカテゴリーがゲームだとのことです。
(´·ω·`).。oO(まじかよ、持ち上げすぎでない?いうてゲームやで?)
と、思う方も多いのではないでしょうか?かくいう私も初めはそう思っていました
そこで今回は、ゲームとWeb3の深い関係を、関係する言葉を整理しつつ、
いつもながらざっくり解説していきます!
ゲーム×Web3.0とは?|ブロックチェーンゲームの誕生
まずは、なんでゲームに脚光が当たるようになってしまったのかのお話。
ざっくり結論から言うと。
「ブロックチェーンゲーム」や「NFTゲーム」により、
ゲームで遊ぶだけでお金を得る仕組みが爆誕してしまったからです。
詳しく説明していきます。
そもそもブロックチェーンとは?
ブロックチェーンとは?を語ると本1冊がまるまる必要になります。
そのため、非常にざっくり説明すると「とても安全にデータを管理できる技術」です。
詳細についてはこちらの記事やこちらの記事を一度お読みいただきたいですが、
本記事の内容を理解するには「あぁ、ブロックチェーンで管理すると安全なんだなぁ」でOKです。
仮想通貨(暗号通貨)|ブロックチェーン技術を用いたお金
さて、ここから先ほどの図の「①」の話に戻ります。
ブロックチェーンという技術が誕生してしばらくすると、
ブロックチェーンの技術を使えばお金が作れるぞということが話題になりました。
こうして誕生したのがビットコイン。世界初の仮想通貨(暗号通貨)です。
安全性が非常に高いブロックチェーン。
これは、取引記録を厳重に保管する必要のある金融の分野と非常に相性が良かったのです。
こうして、ブロックチェーン技術を用いたお金が、まず誕生します。
NFT|ブロックチェーンを用いた「本物」の証明
仮想通貨が誕生してしばらくすると。
今度はブロックチェーンの技術を使えば、デジタルデータに「本物」の証明ができるぞ。
ということに気づきます。これがNFTです。上の図で表現すると「①」になります。
※詳細についてはこちらの記事をご参照ください。
NFTについては今後のゲームの話でも重要になってきますので、軽く解説いたします。
今までは、デジタルデータに「これは本物です」という情報を書き込むことはできませんでした。
そのため、デジタルデータはコピーされやすく、巷にはいわゆる海賊版が溢れました。
しかも、コピーされたデータも元のデータと変わりないクオリティで再現されています。
これだと、デジタルデータに明確な価値を付けることは難しい。という状況がありました。
ですが、ブロックチェーンとNFTによって大きな変動が始まりました。
ブロックチェーンの技術によって「これは本物です」と証明することができるのがNFT。
アメリカのデジタルアートが75億円で落札されたり等、
「本物」と証明されたデジタルデータには「価値がある」という価値観が広まってきました。
今では一般の人でもOpen Seaなどのマーケットプレイスで手軽にNFTを購入することができます。
NFTと仮想通貨の関係|NFTは仮想通貨で購入されることが多い
ブロックチェーンを使った新しい概念。NFTと仮想通貨はこのように生まれました。
現状、NFTの購入は仮想通貨を使って行われることが多いです。
これが先ほどの図の「②」の部分になります。
ブロックチェーンゲームの誕生|ゲーム内データがNFTで価値を持つ
このように、NFTと仮想通貨が誕生し、NFTが取引できる環境ができました。
そして、NFTと仮想通貨の要素がゲームで使えないか?という発想から
ブロックチェーンゲームが誕生します。
ブロックチェーンゲームの最大のポイントは、
ゲーム内アイテムがNFTになっているという点です。
これにより、プレイヤーはゲーム内のアイテムを仮想通貨と交換することができます。
そう、ゲーム内アイテムを売ってお金を稼ぐという
新しい稼ぎ方ができるようになったのです。
ブロックチェーンゲームはNFTを使っていることが特徴なので、
NFTゲームと呼ばれることもあります。これらは同じ意味です。
ゲーム×Web3.0とは?|ゲームで「お金を稼ぐ」ことができるようになった
ブロックチェーンゲームの誕生により、ゲーム内アイテムを売ることで、仮想通貨に換えることができるようになりました。
このように、「ゲームを遊んでお金を稼ぐ」ことができることは
Gamifi(ゲーミファイ)や
Play To Earn(プレイトゥアーン)と呼ばれるようになりました。
ブロックチェーンゲームの中には、勝負に勝つと仮想通貨がもらえるという、
もっと直接的なお金の稼ぎ方ができるものもあります。
所持アイテム・ゲーム内通貨・アバターなど、NFT化できるものはゲームには多数あります。
この流れは「来るかもしれない」というレベルではなく、「もう来ている」流れです。
実際、日本語でプレイできるNFTゲームも増えています。
その中の一つ、「クリプトスペルズ(Crypto Spells)」について紹介しているこちらの記事も参考に!
まとめ|ゲーム×Web3の全体像をざっくり図で説明解説!
以上、ブロックチェーンの誕生からGamifiの誕生まで語ってきました。
最後に、各用語のまとめに移ります。
各用語のまとめ
- 「Gamifi」と「Play To Earn」は同じ「ゲームでお金を稼ぐ」という意味である。
- ゲームでお金を稼ぐ手段として「NFTゲーム」や「ブロックチェーンゲーム」がある。
- ブロックチェーンゲームの「お金を稼げる」仕組みにはNFTやブロックチェーンが必要
- よく同じ文脈で使われる「メタバース」は必須である訳ではない。
ゲーム×Web3|GamefiとPlayToEarnの衝撃とは?
思えばゲームとは、子どもにとっては親から規制される対象であったと思います。
オンラインゲームにはまった私の少年時代。
寝ても覚めてもゲームしている私にお母さんは言いました。
「あんたにPCなんていう大きなオモチャ買い与えるんじゃなかった」
私もそこそこゲーマーなので、オンラインゲーム内ではギルドを作ってコミュニケーションしたり、
無課金なりにレアなアイテムを手に入れたり、
当時流行していたブログでそこそこの訪問数があったりしていました。
それなのになぜ、お母さんは私のゲームを規制したかったのか?
それは、一つは将来のためにならないという考え方があったからです。
確かに、当時の感覚で言えば、ゲームというのは時間とお金をつぎ込んで遊ぶものでした。
ゲームで遊ぶことで将来何かに役立つかと言われれば、そうでもなかったと思います。
ですが、GamefiとPlay To Earnによって時代は変わろうとしています。
ゲームをすることでお金になる、という流れが加速すると、
「どんどんゲームして、どんどん稼いでね。なんなら儲け分からPC代を出してね。」
ということを言い出すお母さんが、現れるかもしれません。
そう考えると、GamefiもPlay To Earnも、面白い流れだと思いませんか?
この流れが続けば、ゲーム超大好きだった少年時代の私のような存在も、報われるとおもうのです。
以上です。引き続きweb3関連のお話をしていきます!
ブロックチェーンゲームが爆誕した流れの解説画像。