クリエイターエコノミー|今注目される古くて新しい概念

クリエイターエコノミー|今注目される古くて新しい概念

クリエイターエコノミー|今注目される古くて新しい概念

クリエイターエコノミーとは?を端的に説明すると「個人の創作活動を収入にできる人が増えた」ということですが、具体的にどういうことなのか?なぜ今web3.0とともに注目されているのか?今回はクリエイターエコノミーとは?をざっくりと解説していきます!

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  1. 1クリエイターエコノミーとは?|個人の創作物がお金になること
  2. 1.1ざっくり図解|クリエイターエコノミーとは?
  3. 2クリエイターエコノミーとは?|ブログの誕生で個人の表現の幅が広がったWeb1.0
  4. 2.1ざっくり図解|個人のクリエイターがお金を稼ぐ仕組みは、1990年代から存在した。
  5. 3クリエイターエコノミーとは?|SNSで「個人」がより活躍できるWeb2.0
  6. 3.1ざっくり図解|YoutubeやInstagramで影響力を発揮する個人が誕生する。
  7. 4クリエイターエコノミーとは?|Web3.0はチャンスに溢れている
  8. 4.1ざっくり図解|Web3.0はクリエイターの活躍の場に溢れる
  9. 4.2メタバース|クリエイティブが世界を創る
  10. 4.3NFT|新しいクリエイター支援の形
  11. 5クリエイターエコノミーとは?|Web3.0はクリエイターの時代

クリエイターエコノミーとは?|個人の創作物がお金になること

クリエイターエコノミーとは?

端的に説明すると、

「個人が」

「自身の創作物で」

「お金を得ることができるようになった」


ということです。

また、そのように個人の創作物でお金を得ることができるようになった、

経済の範囲そのものを指すこともあります。

ざっくり図解|クリエイターエコノミーとは?

私たちはお金のやりとりの中で生きています。

スーパーで買い物したり、会社からお給料をもらったり。

その中で、

個人のクリエイターとのお金のやりとりが発生するものは、

みんなクリエイターエコノミーの一部
なんですね。

例えていえば、皆さんがYoutubeを見る行為もクリエイターエコノミーです。

それにより、再生数が増えれば広告の視聴回数も増える訳なので、クリエイターの収入になります

これは、立派なクリエイターエコノミーの一部だと言えるわけです。

クリエイターエコノミーとは?|ブログの誕生で個人の表現の幅が広がったWeb1.0

クリエイターエコノミーは、別に新しい考え方ではありません。

時代をさかのぼると、いわゆるブログやアフィリエイトによって、

個人の創作活動でお金を得る仕組みは、いわゆる「Web1.0」時代にもありました。

かくいう筆者も、高校生時代にオンラインゲームのブログをやっておりまして、

そこそこ見てくれている人もいましたので、アフィリエイトやっていたら稼いでたかもしれません。

つまり、1990年代からすでに、個人の創作活動でお金を稼ぐ仕組み、

クリエイターエコノミーは始まっていたともいえます。

高校生の私の場合は、自分の文章という創作活動で、

アフィリエイトの広告収入(を得れる可能性)があったということです。

ざっくり図解|個人のクリエイターがお金を稼ぐ仕組みは、1990年代から存在した。

クリエイターエコノミーとは?|SNSで「個人」がより活躍できるWeb2.0

話は2000年代に移ります。

このころになるとSNS。いわゆるソーシャルメディアが誕生し、

個人間のやり取りやレスポンスがよりスムーズにできるようになりました。

Web2.0時代のスタートです。

ざっくり図解|YoutubeやInstagramで影響力を発揮する個人が誕生する。

Web2.0時代には、様々な追い風がクリエイターに吹きます

Youtubeなどに代表される動画や画像の共有サイトでは、YoutuberやInstagramerといった

新しい職業、いわゆるインフルエンサーが誕生します。

そしてそれにとどまらず、スパチャなどの「投げ銭」システムで、

とうとう個人とクリエイターが直接的にお金のやり取りができてしまう

そんな時代がやってまいりました。

しかし一方で、クリエイターは使用しているSNSや配信サイトのルールに常に縛られてきました。

規約に反したからという理由でアカウントを凍結されてしまった話、様々聞きます。

結局のところ、個人のクリエイターはいわゆるプラットフォーマーのルールから縛られたままです。

クリエイターエコノミーとは?|Web3.0はチャンスに溢れている

しかしながら、状況は変わりつつあります。

ブロックチェーン技術や5Gという高速通信の誕生によって、

いわゆるWeb3.0の流れが始まります。

このWeb3.0の流れの中で、

メタバースという環境の変化。

NFTという新しい武器。

この二つによって更に追い風が吹くとされています。

ざっくり図解|Web3.0はクリエイターの活躍の場に溢れる

メタバース|クリエイティブが世界を創る

ざっくりイメージ|メタバースとアバター

メタバースとは、インターネット上に作られる仮想の世界です。

メタバース上では、アバターと呼ばれる3DCGで作られた自分の分身で過ごします。

メタバースについての説明は以前執筆したこちらの記事を参照していただきたいです。

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このメタバースの普及でどうクリエイターが恩恵を受けるのか?

それはメタバースを構築するためにはデジタルデータが必要だからです。

そもそも、メタバースの世界を描くには3DCGの技術がないと不可能です。

更に、メタバースの中で過ごすアバターの服や、キャラクターの表情や骨格。

キャラクターの音のデータなど、様々な面でクリエイティブのニーズは高まります。

3DCG・描画技術・音声技術を持ったクリエイターにより、

メタバースという新しい世界が創られていくのです。

ざっくり図解|アバターに求められる「外見」と「音声」

NFT|新しいクリエイター支援の形

更にここにNFTという新しい武器が手に入ります。

NFTをざっくり説明すると「本物の証明がされたデジタルデータ」のことです。

こちらも詳細の説明は以前の記事に譲るとして、この記事を読むにあたっては

「コピーできないデジタルデータ」なんだなぁ

というぐらいの理解でOKです。

コピー技術は進化され、画像や楽曲、動画だいデジタルデータで作られたクリエイティブは

「無料」「コピーし放題」にすることができました。

もちろんこれはルール違反なので取り締まられる訳ですし、

自分の作品をより多くの人に伝えたいからコピー大歓迎という考え方のクリエイターもいます。

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ですが、NFTの誕生によって、

自分の作品をNFTのマーケットプレイスで販売することができるようになりました。

それだけではなく、その作品を購入した人が更に第三者に販売する時、

製作元のクリエイターにも利益が入る仕組みも完成しつつあります。

自分の応援するクリエイターを支援したいので、その人の発行するNFTを購入したい

そう思うファンが多ければ多いほど、NFTはクリエイターの新しい収入源になります。

筆者のオリジナルデジタルアート。

NFTにして販売しておりますが「ほしい」というファンがいる訳でもないので、当然売れません。

NFTの本質は「このクリエイターを応援したい」というファン心理の具現化です。投げ銭です。

メタバースとの関連性もあげられます。メタバース内のアイテムをNFT化することで、ユーザー間でのアイテムの取引が可能です。

クリエイターエコノミーとは?|Web3.0はクリエイターの時代

以上、クリエイターエコノミーについて書かせていただきました。

なにはともあれ、一番言いたいのは「Web3.0はクリエイターにとってチャンス」だということです。

そして、クリエイターエコノミーはメタバースとNFTの流れによって、

より拡大する可能性が高いということです。

Web2.0の覇者はGAFAMであるが、

Web3.0の覇者はクリエイターになるだろう


と言われております。

果たしてweb3を制する偉大なクリエイターは誰になるのか。目が離せません。

本日は以上です。今後も引き続きweb3関連のお話をしていきます!

はがね
ライター

はがね

Web3・メタバース領域を愛しているインタビューライターです。 50社以上の企業様にインタビューし、記事を執筆してきました。 新しい分野の最前線で活躍する方のインタビューを通じて、世の中に魅力的なコンテンツを広めたいがゆえに書いています。 Twitter:@hagane_Web3 アイコンはNFTアート『MIRAI』の22番ちゃんです。

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