【Switch】謎解き・脱出ゲームのおすすめ39選！1人プレイから協力プレイまで

「映画なのかゲームなのか」というキャッチコピーで販売され、映画館で映画を見ている感覚を纏ってる新感覚アドベンチャーゲームです。全編ムービーの売り込み通り、テキストではなく実写のムービーが延々と流れ、時々選択肢が出てくる以外はほとんど見ているだけでもゲームは進行します。

選択肢による変化は、正解をえらぶか、間違いをえらんでしまいゲームオーバーかで、基本的に一本道のシナリオです。ゲームオーバーの選択肢にもコンプ要素があり、すぐに選択肢からやり直せるのでストレスなどはありません。

テキストなどの説明はなく、やわらかい絵柄と音楽の緩やかな世界観だけで進んでいくアドベンチャーゲームです。

女性の日常風景がステージで、脱出ゲームのように謎を解いた後、次の場所へ移動してまた謎解きをしていきます。ヒントなどは少なく、難易度が高いパズルとなっていますが、ポイントクリック式なので総当たりで行けば解決することはできるでしょう。

主人公の女性と、そのパートナーだったであろう人との思い出を辿ってゆく体験は、ゲームというよりもしっとりとした詩や絵本を読み解いていくような感覚です。

「グノーシア」はPSVitaで発売された人狼ゲーム風のSFテキストアドベンチャーです。人狼ゲームとは多人数でやるゲームで、村人の中に人狼が紛れ込み、1日に1人が襲われる、襲われた村人はゲームから除外。村人は話し合いをしその後投票により1人を吊るすことでゲームから除外し、人狼が除外されれば人間の勝利、人狼は正体をバレずに村人を倒しきれば勝利。他にも役職やルールはありますが大まかにはこの繰り返しで、話し合いによって疑わしい人を見つけ出していくゲームとなります。

人狼ゲーム風とつくのは、人狼とは違って対人ではなく1人用のゲームなので対決はNPC相手となるからです。人狼ゲームに興味があるがなにかと敷居が高く、対戦をするのに抵抗があるという人にもとっつきやすいゲームになっています。

登場キャラクターは15人おり、それぞれステータスと得意不得意があります。個人の感情で動く人物や、ロジカルに動くが嫌われやすい人物、他を扇動するのに長けた人物など個性豊かです。対人の人狼ゲームでは誰もが論理的な思考をするように求められ、それが敷居の高さとなっていますが、グノーシアには対人ではできないゲームだからこその面白さがあります。

プレイヤーはそういった点からも疑わしい人物を見つけたり、時には自身がグノーシアとなって船員と対決します。数を重ねるごとに人柄や特徴を捉えられるようになってくるため、自然と対応ができるようになり、自身の成長を感じられます。

専用の「謎用紙」をプリントアウトして、Switchに表示されるヒントにそって謎解きを進めていくゲームです。ハサミで切り取ったり、糊で張り付けたり、折り畳む必要があるので、現物の用紙とハサミ・糊・セロテープなどが必要になります。この謎用紙は公式ホームページから無料で郵送されており、画像は公開されているのでプリント代金はかかりますがネットプリントでも印刷可能です。20のステージに32の謎用紙が用意されています。

謎解きはかなり本格的で序盤は簡単ですがだんだんと難しくなってゆき、終盤はヒントを聞いても容易ではない難易度です。1ステージ1時間としても20時間はかかる力の入った内容となっています。現物が手元にあるため、一人はなく友人や家族と協力してやりやすいのも魅力的です。

謎解きゲームと一言に言っても、さまざまなジャンルに分かれています。Switchでは特にインディーズなどの小規模なチームの参入が活発になり、低価格ながら質の良いゲームが遊べるようになってきました。難易度もプレイ時間も幅広く、初心者から熟練者まで楽しめる環境が整っています。

ソーシャルゲームなどストレスの少ないゲームが流行ってきている昨今ですが、推理ゲームや脱出ゲームなどで頭を使い謎を解いてゆく達成感や爽快感を味わってみてはいかがでしょうか。