【ゲームプロデューサーを目指す学生がクリエイターにインタビュー第二弾】 世界中の人に感動を与えたい エースコンバットシリーズブランドディレクター、河野一聡#1

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今回インタビューさせていただいた方
今回インタビューさせていただいたのは、河野一聡(こうの かずとき)さんです。
バンダイナムコエンターテインメントのゼネラルマネージャーとバンダイナムコエイセスの代表取締役副社長を務めており、エースコンバットシリーズのブランドディレクターとしても知られています。
河野さんの経歴
1994年にデザイナーとしてナムコに入社。テクスチャーデザイナー・UIデザイナーとしてキャリアをスタート。
アートディレクターとしてアートを総括する立場となり、プレイステーション2の登場した2000年ごろよりエースコンバットシリーズに本格的に関わる。
その後、アートディレクター・UI・シナリオを担当するようになり、2004年発売のエースコンバット5でディレクターを担当することに。以降は同シリーズ作品にてディレクターとプロデューサーを兼務し、全体を統括するようになる。
エースコンバット7以降はシリーズ全体のブランドを預かる立場となり、現在に至る。
今回のテーマ
主にプロデューサー、ディレクターとして現場をまとめてきた河野さんに、チームビルディングやコミュニケーションを中心としたお話を伺いました。
いわゆる形成期や混乱期といった教科書的なチームビルディングではなく、実際の開発現場においてどのようなチームが良いのか、そんなチームを作るために大切なコミュニケーションについて、河野さんの考え方を教えていただきました。
また、良質なコミュニケーションとはどのようなものであるか、そのために必要な取り組みなどにも触れています。
今回も学生に向けたメッセージをいただいており、その中では「志」や「言語化」などがキーワードとなっています。これらは、河野さんが考える良いチームやコミュニケーションの中心でもあります。
河野さんに伺ってきたことを大まかなトピックに分けて記事にしています。各記事の概要をまとめているので、気になった所から読んでみても良いかも?
記事一覧
#2 チームビルディングで最初にやることは自分のこと?
- チームビルディングで最初に取り組むこととは
- どんなコアメンバーなら上手くいく?
#3 最良のコミュニケーションとは
- どんなコミュニケーションができると良いか
- コミュニケーション能力が最優先ではない?
#4 やりたいことは言語化する、どうするかは専門家を頼る
- 専門職へのディレクションはどうしている?
- 具体的に言語化できていない指示は危ない
#5 ディレクションにセンス以外の基準はある?
- ディレクションに基準はあるのか
- 感性の部分を属人的にしないためには?
#6 感情を動かすような人材育成
- どんな人材育成が良いと考えている?
- 人材育成できている状態とは
#7 学生へのアドバイス、あなたの成し遂げたいことは何?
- 学生へのアドバイス
- 自分が成し遂げたいこと、志を明確にしよう
#8 学生へのメッセージ、志のメリットと本音を知るには
- 学生へのアドバイス
- 自分の本音を判断するにはどうすれば良い?
#ex どんな志をどう考えれば良いの?
- 志とは、志を考える方法をより詳しく
- 自分の志をきちんと考えてみたい人向け